記者は国民の代表ではない

 
今日は感想エントリーです。

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先日、滋賀県大津市で保育園児に衝突事故を起こした車が保育園児の列に突っ込み2人が亡くなる事件が起こりました。保育園側の対応に過失がなかっただけに、胸が痛みます。

亡くなられた園児のご冥福を祈ります。

この事件についての記者会見で、泣きじゃくる保育園の園長に対して記者が質問攻めにしたことに、批判が集まっています

こんなとき、マスコミはいつも「我々は国民の代表だ」論を掲げて問題ないことを主張するのですけれども、国民の代表とは選挙で信を得た人のことをいうのであって、記者は一民間企業およびその株主の代表にしか過ぎません。国民の代表というのは言い過ぎです。

博報堂DYグループとネットリサーチのゲインが共同で設立したNEWSYが運営する、ネット調査や独自取材に基づく一次情報を提供するサイト「しらべぇ」が、全国の10代~60代の男女1755名に「新聞記者は国民の代表だと思うか」調査を実施しました。

調査の結果、「そう思う」と答えた人は4.0%。「理解はできる」は17.6%で、肯定的な考えを持つ人は21.7%。一方「違和感がある」は41.9%、「おかしいと思う」が36.5%で、否定的な人はじつに78.3%となりました。

肯定派の意見は、「政治家に質問をぶつけ、それに答えさせることで国民の知る権利を行使しているわけですから、代表といって良いのではないかと思います。大衆はいろいろなことを言いますが、政治家に不都合なことも誰かが聞いていかないと、政府の思う通りになってしまう。それは良いことではないのでは」というものがありました。

一方、否定派は、「新聞記者は国民の信任を受けていない。仮に代表を自称するなら、信を問うような選挙などをするべき。記者会見などでの振る舞いを見ていると、国民の感覚からはズレている。自分の持っている思想を紙面や会見の場で主張しているとしか思えない。新聞記者そのものは必要な存在だと思いますが、国民の代表ではないと思います」と答えています。
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どちらもそれなりの理由を上げていますけれども、政治家や著名人のような「公人」となっている人に対する質問と、一般人に対する対応には相応の違いがあってもよいと思います。

どこまでを「公人」とするのかについては、線引きが難しいと思いますけれども、官吏だけでなく、マスコミに多く出ていたり、社会に大きな影響力を持つ人も「公人」としてよいのではないかと思いますね。

そういう人達は、公人に準ずる人という意味で「みなし公人」と呼ばれることがあり、こちらでは、みなし公人になりうる職業・ステータスとして、実業家や教授、芸能人などを挙げています。

最近ではツイッターやブログなどで個人も不特定多数に自身の考えを発信できるようになっていますから、ある程度のフォロワーや読者を持っている人も、あるいはこの「みなし公人」の範疇に入ってくるかもしれません。

先日、ジャーナリストでノンフィクション作家の門田隆将氏が興味深いツイートをしていました。次に引用します。

朝日新聞の記者と話すと、自分たちが「反日」であり、特亜3か国の強力な味方であることを自覚していないのに驚く。それどころか大半が「日本のため」と考えて仕事をしている。勝手に「俺たちは戦争をしたい連中とペンで闘っている」と思っているのだ。こういう自己陶酔型の記者が実は最もタチが悪い。

朝日の「安倍政権打倒が社是」という方針に沿って、そういう記事を書かされているのかと思いきや、本気でそんな風に思っていたとは、流石に引いてしまいます。

社会的な影響力という意味ではテレビ局や新聞社は十分に「公人」です。であるからこそ、テレビ局や新聞社は自身の報道に責任を持たねばなりません。

けれども、もしも「社是」とは関係なく、記者が自分で思っていること、書きたいことを書いて、発表しているのだとしたら、その記者本人の文責を問うてしかるべきということになります。

勿論、言論の自由がありますから、何を書こうとも自由ですけれども、やはり記事についての読者からの意見や批判を直接記者に届ける仕組みがあってもよいのではないかと思いますね。

日本の新聞では記者の記名記事はまだ多くないですけれども、例えば、各記事の責任の所在元とSNSでの連絡先を一緒につけておくなどするだけでも大分違ってくるようにも思います。

そういった、個々の記事に対するいわばパブリックコメント欄に相当するものを、どれだけ沢山用意しているか。それによって記事の公平性を担保する仕組みを入れておくことも面白いかもしれませんね。
 

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