武漢ウイルス感染減少の六仮説

今日はこの話題です。
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1.武漢ウイルス感染減少の六仮説


国内の武漢ウイルス感染者が減少したまま推移しています。

東京都での1日新規感染者数の7日間平均は8月19日には4774人であったのが、1ヶ月後の9月19日には815人、2ヶ月後の10月19日には52人。そして3ヶ月以上たった11月24日の新規陽性者は73人。8月頃の蔓延振りからみれば、収束といっていいほどの激減ぶりです。

この急速な減少の要因に関してさまざまな推測・仮説が提示されているのですけれども、今一つこれというものは出てきていません。

そんな中、東京大学大学院経済学研究科の仲田泰祐准教授は「東京での感染減少の要因:定量分析」というレポートを発表しています。

レポートは、東京都内の様々な人流データが増加傾向に転じてにも拘わらず8月後半から感染が急速に減少したことについて何が要因になったのかの定量分析を行っています。

レポートでは感染減少の要因として以下の6つの仮説を取り上げ分析しています。
仮説1:天候
仮説2:基本再生産数が想定より低い
仮説3:周期性(アルファ株とデルタ株の周期性+警戒心の上がり下がり)
仮説4:実際の感染者がPCR検査数より多く、集団免疫に近い状態になっている
仮説5:ワクチン予防効果が想定より高い
仮説6:医療逼迫に起因したリスク回避行動
これら仮説に対する評価は次の通りです。
仮説1:おそらく小さかった
仮説2:大きかった可能性がある
仮説3:大きかった可能性がある
仮説4:多少の貢献をした可能性がある
仮説5:おそらく小さかった
仮説6:大きかった可能性がある
レポートによれば、感染減少に効果があったのは、「基本再生産数が想定より低い」「周期性」「リスク回避行動」であり、あれほど接種を急いだワクチンの抑制効果だけでは8月後半からの急減は説明できないとしています。

レポートでは、教訓として「ロックダウン・追加的人流抑制をしなくても、感染が減少することもあるため、今後は今まで以上にロックダウン・人流政策には慎重になるべき」と述べています。

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2.レシピ通りできているか怪しい韓国製造ワクチン


ワクチンによる感染予防効果が期待した程でもなかったことはお隣をみれば分かります。

ワクチン接種率が79.2%と、日本と同じくらい接種が進んでいる韓国では、11月23日現在、新規感染者は4115人と過去最多だった18日発表の3292人を大きく更新しました。

重症患者数もこれまでで最多の586人で、ソウルなど首都圏では、重症者向け病床の稼働率は83.7%に達し、医療逼迫が発生しています。中には入院が必要な状態であるにも関わらず、自宅待機を余儀なくされている患者は778人に上り、入院できないまま自宅で死亡する人も出始めているそうです。

11月25日、日本医科大学特任教授の北村義浩氏は、TBS系「ひるおび!」に出演し、韓国で感染者が急増している原因の1つとして、国ごとのワクチンの制作過程にあると分析しています。

韓国で使用されているワクチンは、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソンの合計4種類あるのですけれども、一番多いのは、ファイザー製で53.6%、2番目がアストラゼネカ製の27.1%です。韓国保険当局はファイザー製は5ヶ月で抗体価が約半分に、アストラゼネカ製では3ヶ月で抗体価が半分以下になるという調査結果を示しています。

これについて北村教授は「韓国は、メーカーであったり研究論文になってるものよりもさらにスピードが早い感じがします」と述べ、アストラゼネカのワクチンはライセンス契約でそれぞれの国で生産している点を指摘しています。

北村教授は、「レシピをもらって『各ご家庭でこの料理をお作りください』と言われているので、レシピ通りにできたか」と述べ、製造したワクチンはそれぞれの国で検査している点を取り上げ「自分で作って、自分で味見して『旨いじゃん』って言ってる……旨いものができてるうちはいいんだけど、案外、自画自賛」とチェックが甘くなっている可能性を指摘し、「同じ1ミリリットルでも同じ効力感があるかは、国によって違う可能性はあると思います」と警鐘を鳴らしました。

「ケンチャナヨ」と嘘がまかり通る国ですからね。確かにレシピ通りできているかといわれると疑問です。


3.韓国防疫の致命的誤り


一方、防疫の方法そのものが間違っていたという意見もあります。

11月16日、慶北大学医学部予防医学科のイ・ドクヒ教授は「日本の感染者急減は『K防疫』の致命的な誤りを見せる事例だ」と主張しています。

イ教授は「韓国と似たワクチン接種率の日本が韓国と最も違う点は、最初から国が乗り出して防疫という名前で無症状あるいは軽症で終わる自然感染を止めなかったというところにある。日本の感染者急減はワクチン接種率が50%に満たない時から始まったが、こうしたことは強力で広範囲な免疫を提供する自然感染の経験を持つ人たちが存在したから可能になったのだ。感染者急減は単純にワクチン接種率だけを高めたから可能になった訳ではない」と指摘しています。

そして、イ教授は「日本の感染者数急減は韓国防疫の大前提、すなわち『無症状であっても絶対にかかってはならない感染症』という仮定に致命的な誤りがあることを見せてくれる。矛盾であふれた防疫を2年近く経験している……韓国ではこれまで学習されたウイルスに対する恐怖があり受け入れるのが容易でない人たちも多いだろう。K防疫の弊害は、新型コロナウイルスに対して国が先導して誇張された恐怖を助長し、これを防疫の成果として積極的に活用したという点だ……これまで防疫当局は無条件でワクチン接種率さえ高めればすべての問題を解決できるかのように国民を誤って導いてきたが、この難局から抜け出すにはブレイクスルー感染であれ何であれ自然感染を経験する人が増えなければならない。いまからでも動線を追跡する疫学調査と無症状者・軽症患者を対象にしたPCR検査を中止すべき」と述べています。

要するに、日本は自然感染による集団免疫が成立したからだというのですね。

イ教授は感染拡大を抑えるためには、自然感染した人を増やさなければならないと述べていますけれども、それはつまるところ、今後、ワクチン接種を止めることを意味します。けれども既に8割近くが接種してしまっている現状では、ワクチンによって高めた抗体価がゼロ近くになるまで何ヶ月か待って、そこから自然感染云々という話になりかねず、一体、いつになるのか分かりません。


4.文在寅の自画自賛


イ教授が「矛盾で溢れた」と批判した韓国の防疫政策を、文在寅大統領は自画自賛しています。

11月21日、文大統領は、KBS放送の国民との対話に出演し、武漢ウイルス感染者について「感染者数の増加は段階的な日常回復に入るときに予想した数値……我々の医療体制が対応できないほど重症患者が増えることになれば、その時はやむを得ず非常措置を取ったり、日常回復をしばらく中断したり、距離を強化する措置があるかもしれない」と述べる一方で、「ワクチン接種を始めたのは遅かったが、(接種率は)今では世界的に最も高い水準だ。我々よりも接種率が高い国は3カ国ほどしかない。全国民の接種率は79%に上る。接種対象者に限れば90%を超える。課題は接種対象を広げて青少年・年少者にまで拡大することだ」とワクチンの成果を誇ってみせました。

けれども、現実は、その3日後の24日、1日当たりの新規感染者数が4000人を超え、過去最多を更新しました。

直近の新規感染者の年齢帯を見ると60代、30代、10代の発生率が高く、60代、30代はブレークスルー感染、10代は未接種が原因と推定されています。

日本のワクチンは、ファイザーとモデルナが殆どで、アストラゼネカは原則40歳以上と限定されているのに対し、韓国は4種類使っているのも、要は、ファイザーとモデルナだけでは必要数量確保できなかったということでしょう。

金富謙首相は最近2週間の60代以上の感染者は約8割がワクチン接種完了者だったと明かし、60代は優先接種対象者であったため、接種の効果が急激に落ちているとして追加接種の実施を急ぐ姿勢を示したそうですけれども、ワクチンによる感染予防効果が期待した程でもなかったとなれば、ワクチンばかりバカスカ打っても、どれ程の効果があるのか疑問が湧いてきます。

日本はこのまま武漢ウイルスが収束していく気配が少しづづ感じられなくもないですけれども、世界をみれば、とてもそんな状況とも思えません。

日本政府は海外からの入国基準を緩和する方向で進んでいるようですけれども、今しばらくは様子をみつつ慎重な対応をお願いしたいですね。


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