武漢ウイルス起源報告書の公表迫る

今日はこの話題です。
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1.武漢ウイルス起源報告書公表間近


8月23日、ホワイトハウスのサキ報道官は、バイデン大統領が情報機関に指示したウイルス発生源の解明に向けた報告について数日ほどで公開されるとの見通しを示しました。

これはプレス・ブリーフィング後の記者質問に答えたもので、そのやり取りは次の通りです。
Q - コロナウイルスの起源について。 その報告書がいつ発表されるのか、最新情報はありますか? 何が公表されるのでしょうか?

MS. PSAKI:はい、明日です。 ピーターが特に楽しみにしているのは知っています。 公表するための非分類版を作成するには、通常、長くても2、3日はかかると思います。

ですから、正確な日付はわかりませんが、数日後、つまり明日から数日後になるのではないかと思っています。

どうぞ。

Q ああ、ジェン、ありがとう。 COVID-19の起源に関する報告書についてですが、これは完全な形で公開されるのでしょうか、それともプロセスに沿って編集が加えられるのでしょうか? あなたは未分類の文書について話していましたね。 その点についてお聞かせください。

政権はどのようなプロセスでこれを公開しようとしているのでしょうか。 メールで公開するだけなのか、それとも何か方法があるのでしょうか?

MS. PSAKI:未分類のバージョンがあることを期待していますが、それが機密解除を意味する場合もあります。 先週ではなく、明日で90日になるので、現時点では評価できません。 そして、その結果がどうなるかを皆さんにお知らせしたいと思います。 それがどのような形で行われるのか、現時点ではまだわかりません。 いい質問ですね。
このようにホワイトハウスに報告が上がってから公開用に準備するので2~3日かかると述べています。したがって、遅くとも8月中には公開されるのではないかと思います。

報告の内容にもよりますけれども、バイデン政権とて、アフガン退却で下手を打って、国内から猛批判を浴びていますからね。下手に中国に融和的な態度は取れないと思われます。


2.どこに向かってメッセージを送っているのか分からない


これに対し、中国外務省は翌24日の会見で「結論を先に決めてから証拠を集め、罪を着せようとするもので全く信用できない……アメリカは政治的な目的のために発生源問題で情報機関を使っている」と反発しました。

筆者は8月7日のエントリー「武漢研究所のデータを入手したアメリカ情報機関」で、バイデン民主党政権と中国が"談合"して、中身の緩い報告にすることも出来ると述べたことがありますけれども、中国の焦り具合を見る限り、その可能性は低いかもしれません。

相変わらずの中国の戦狼外交ですけれども、中国の噛みつきは激しさを増しています。

昨年、中国外務省の趙立堅報道副局長は、武漢ウイルスは米軍の運動選手が持ち込んだのだという見方を示し、アメリカ政府と激怒させたことがあるのですけれども、20日、再びこの考えを持ち出しました。

すると、同じく20日、外務省報道局長の華春瑩氏は互いに敬意を払うという条件ならばアメリカをはじめどの国とも友好関係を推進したいと前置きした上で、「われわれがにっこり笑ってそれに耐え、まるでおとなしい羊のように一切反撃してはならないと言うのか。そうは思わない」とアメリカが中国を「中傷」していると批難しました。

更に、共産党機関紙なども、アメリカ政府に対し、ウイルスを持ち込んだという運動選手の「データ公表」や、メリーランド州フォート・デトリックにあるアメリカ軍関連研究施設を調査のために公開するよう求めるなど、援護射撃をしています。

これについて、専門家や外交官は、中国が確たる証拠がない「アメリカ起源説」を蒸し返したのは、ウイルスから人権まで中国に向けられるさまざまな批判の矛先をそらし、逆に西側諸国を人権問題などで猛攻撃する取り組みを急速に活発化させているという背景があると指摘し、もはや中国政府が西側諸国との関係改善をあきらめたと開き直っている可能性があるとまで見ているそうです。

中国は、武漢ウイルスが武漢ウイルス研究所から流出したとの説に対し、2019年にフォート・デトリックの米軍関連研究施設からウイルスが流出したと主張し、ウイグル自治区でジェノサイドをしているという批判にはBLM運動を引き合いに反撃しています。

ロイターの分析によると、中国の外交官が公式の場で人権とフォート・デトリックの施設に言及する回数が増加しているそうなのですけれども、アメリカ・ジャーマン・マーシャル・ファンドのアジア専門家であるボニー・グレーザー氏は、最近の中国の外交は「お前が言うな」式の論法で、ほかにもっと有効な手だてがないのでそれで強行突破しているとの見解を示しています。

こうした中国の態度に複数の西側外交官は、逆効果であり、どこに向かってメッセージを送っているのかいまひとつ分からないと疑問の声をあげ、ジュネーブ駐在外交官の1人は「手当たり次第の攻撃だった。非常に防衛的で、反射的だった」と述べています。

見るからに焦っていますね。


3.COVID-26やCOVID-32


5月30日、ウイルス研究の第一人者であるベイラー大学のピーター・ホーテズ教授は、NBCの報道番組「ミート・ザ・プレス」で「COVID-19の起源を完全に理解しない限り、『COVID-26』や『COVID-32』が起こるだろう」と述べました。

4月には、世界保健機関(WHO)のチームが武漢に1ヶ月間滞在してウイルスの起源を調査し、研究所からの流出は「ありえない」と報告しています。けれども、WHOは研究所にアクセスできず、データも提供されなかったというのが実情だったと明らかになっています。

ホーテズ教授は情報機関による調査はあまり役に立たないと考えているとして「我々がすべきことは発生源の調査だ。湖北省に疫学者、ウイルス学者、コウモリの生態学者などの科学者チームを派遣して、半年から1年かけてCOVID-19の起源を完全に解明する必要がある」と述べています。

ホーテズ教授が、どういった理由で、情報機関の調査はアテにならないといったのか分かりませんけれども、科学者の立場で発生源を特定することは重要です。

ウイルスが人工物か自然物かで封鎖、管理の対象がまるで違ってきます。本当は人工物なのに自然物だと結論づけ、市場を封鎖あるいは消毒
したところで、なんの意味もありません。

まぁ、中国は報告書に何が書かれていようが研究所由来を否定し、再調査も拒絶するでしょうけれども、それで世界が納得する訳がありません。

中国へ制裁またはデカップリングする動きは継続・拡大していかざるを得ないと思いますね。


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