鬼滅のファイザー

今日はこの話題です。
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1.免疫システムは二段構え


4月28日、アメリカの製薬大手ファイザーと新型コロナウイルスワクチンを共同開発した独バイオ医薬品企業ビオンテックのウール・シャヒン最高経営責任者(CEO)、インドで広がっている武漢ウイルス変異株にも、ファイザーワクチンが効果を発揮することに「自信がある」と述べました。

シャヒンCEOはオンラインの記者会見で、「30種以上の変異株を調べたが、ほぼ全てでワクチンは同じように効く」と述べ、インド変異株についても以前ワクチンが効くことを確認した種類のものだと語りました。

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インドで猛威を振るうインド変異株についても有効であるというのは心強い限りですけれども、他のワクチン同様に、ファイザー製ワクチンについても、発熱や倦怠感などの副反応が報告されています。

ワクチンは対象とするウイルスに対する免疫を獲得する目的で打たれますけれども、ワクチンを接種したとき、最初に刺激を受けるのが自然免疫です。

自然免疫とは、侵入してきた病原体や異常になった自己の細胞をいち早く感知し、それを排除する仕組みです。主に好中球やマクロファージ、樹状細胞といった食細胞がそれを担当し、多種類の異物、病原体の分子に反応することができる反面、特定の病原体に繰り返し感染しても、自然免疫の能力が増強することはありません。

自然免疫が活性化した後に働くのが獲得免疫です。

獲得免疫とは、感染した病原体を特異的に見分け、それを記憶することで、同じ病原体に出会った時に効果的に病原体を排除できる仕組みです。主にT細胞(細胞障害性T細胞(CTL)、ヘルパーT細胞など)やB細胞といったリンパ球が担当します。こちらは自然免疫に比べると、応答までには数日かかります。

最初の段階の自然免疫だけでもウイルスを殺すことができるのですけれども、自然免疫だけで感染を防げなかった場合は、獲得免疫が応答するという具合に免疫システムは二段構えになっています。

つまり、免疫力は、自然免疫と獲得免疫の両方を合わせたものであるということです。

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そして、抗体を作るところの獲得免疫は、大きく「細胞性免疫」と「液性免疫」の二つに分けられます。

細胞性免疫とは、局所的に起こる免疫反応で、細胞傷害性Tリンパ球(CTL)やマクロファージが直接細胞を攻撃する免疫反応です。ヘルパーT細胞である「Th1細胞」が、樹状細胞が提示する抗原を認識して、サイトカインを産生し、マクロファージ、細胞傷害性Tリンパ球(CTL)などの細胞を活性化することで、病原体に感染した異常細胞を攻撃・排除します。

もう一つの液性免疫は抗体が中心となる免疫反応です。ヘルパーT細胞の「Th2細胞」が産生するサイトカインにより、B細胞が刺激され大量の抗体を産生します。抗体は体液中を循環して全身に広がると共に、刺激されたB細胞の一部は、抗原情報を記憶するメモリーB細胞となります。

抗体は病原体に感染した異常細胞に結合し、食細胞はその抗体を目印に貪食することで除去します。

いずれにしても、ウイルスに感染した細胞に対し、その細胞ごと破壊することで人体を守っています。

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2.生ワクチンと不活性化ワクチン


ウイルスのワクチンには生ワクチンと、不活性化ワクチン、そして不活化ワクチンの一種であるトキソイドワクチンの3つがあります。

生ワクチンとは病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱めて病原性をなくしたものを原材料として作られるもので、生ワクチンを接種したあとの体の反応は、実際のウイルス感染と同じで、毒性が低いだけで、体内でウイルスが増殖します。従って、体内免疫は、通常のウイルス感染と同様に働いて、細胞性免疫と液性免疫の2つが生じます。

これに対し、不活性化ワクチンは、病原体となるウイルスや細菌の感染する能力を失わせたものを原材料として作られます。こちらのワクチンではウイルス感染が起こらないので、ウイルスの増殖もありません。接種されたウイルスは単に異物として認識され、抗原情報として記録されていきます。これにより液性免疫だけが獲得されます。

最後のトキソイドワクチンは、病原体から「毒素だけ」を抽出して、その毒素を無害化したものをワクチンとして使うものです。こちらも働きとしては不活性化ワクチンと同じです。

それぞれのワクチンで代表的なものを挙げると、生ワクチンは「はしか」や「水疱瘡」、「おたふくかぜ」、そして「BCG」があり、不活性化ワクチンでは、「日本脳炎」や「インフルエンザ」があります。最後のトキソイドワクチンには、「破傷風」があります。

では、武漢ウイルスワクチンはどうかというと、現在、武漢ウイルスは弱毒化できておらず、生ワクチンには出来ません。必然的に不活性化ワクチンを選択せざるを得ません。

インフエンザワクチンのように大量の不活性化ワクチンを製造する場合には、通常、胚が成長中の卵である孵化鶏卵にウイルスを接種して増殖後回収して不活性化処理をするのですけれども、武漢ウイルスでは、この孵化鶏卵を使ったウイルス増殖がうまくいかないと報告されています。

そこで登場したのが、今回ファイザーとビオンテックが製造したmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンです。

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3.mRNAワクチン


武漢ウイルスの表面には数多くのトゲトゲ、いわゆるスパイクタンパク質があります。このスパイクタンパク質に対する抗体を生成させられれば、これをもってワクチンにすることが出来ます。

スパイクタンパク質を形成させるための遺伝子情報は、ウイルスの遺伝子の中のごく一部であることから、その部分だけをmRNAとして取り出して使用します。

mRNAは非常に壊れやすい為、保護するために脂質ナノ粒子(LNP)でコーティングします。

このmRNAを包んだ脂質の殻をワクチンとして筋肉注射を行うと、脂質の殻はヒトの筋肉細胞内に入ってから中身のmRNAを放出。細胞質で直ちにタンパク質を作ります。このタンパク質が細胞から漏出し、スパイクとなります。要するに、武漢ウイルスのスパイクを持ったヒトの筋肉細胞という一種の"キメラ細胞"を作るわけです。この"キメラ細胞"に対し、まず細胞性免疫が活性化されます。

注入した武漢ウイルスのmRNAは体内で分解され、人の遺伝子には組み込まれることはないのですけれども、この"キメラ細胞"が死んでバラバラになると、武漢ウイルスのスパイクタンパク質は異物と認識され、今度は液性免疫を活性化させることになります。

つまり、mRNAワクチンは不活性化ワクチンとは違い、生ワクチンでもないのに、細胞性免疫と液性免疫の二つを活性化させる技術だということです。

この技術を使えば、スパイクタンパク質を形成するmRNAを変えてやるだけで、違う型のワクチンを作ることが出来ます。つまり、今のワクチンが効かない変異株が出てきても容易に対応できるという訳です。

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4.アナフィラキシーとPEGアレルギー


ファイザーワクチンについては、接種後の副反応が取り沙汰されていますけれども、その中に重いアレルギー反応である「アナフィラキシー」があります。

アナフィラキシーの症状は様々で、じんましん、赤み、かゆみなどの「皮膚の症状」や、くしゃみ、せき、ぜいぜい、息苦しさなどの「呼吸器の症状」と、目のかゆみやむくみ、くちびるの腫れなどの「粘膜の症状」。そして腹痛や嘔吐などの「消化器の症状」、さらには、血圧低下など「循環器の症状」などがあり、これらの症状が複数の臓器にわたり全身に急速にあらわれるのが、アナフィラキシーです。

4月18日現在、医療従事者を対象に193万111件の接種が実施され、副反応疑いとして3298件あり、うち492件がアナフィラキシーだと報告されています。

現在、マスコミ等がよく取り上げるワクチンの副反応というのはこのアナフィラキシーを指していることが多いように感じます。

このアナフィラキシーについて、アメリカ疾病対策センター(CDC)の研究チームは、ファイザー製とモデルナ製のワクチンについて、米国で1~2回接種した人を対象にした副反応の集計結果を発表しています。

それによると、1月18日までにアナフィラキシーが現れたのはファイザー製では約994万回の接種で50回、モデルナ製では約758万回で21回。約9割の人が30分以内に発症し、その原因としてワクチンに添加されているポリエチレングリコール(PEG)の可能性が高いと報告しています。

ポリエチレングリコール(PEG)は、エチレングリコールが重合した構造をもつ高分子化合物で、化粧品や歯磨き粉にも含まれており、多くの薬にも使われている試薬です。

このポリエチレングリコール(PEG)に対しては、PEGアレルギーというのがあり、このアレルギーは突然発症することが多いのだそうです。

ファイザーとモデルナのワクチンは共にmRNAワクチンで、武漢ウイルスのmRNAを脂質ナノ粒子(LNP)でコーティングしているのですけれども、この脂質ナノ粒子(LNP)の構成成分にポリエチレングリコールが含まれています

頻度としては少ないですけれども、ファイザーとモデルナのワクチンには、その構造の中にPEGアレルギー、アナフィラキシーのリスクがあることは知っておいてよいかもしれません。

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5.鬼滅のファイザー


副反応で注意すべきは、アナフィラキシーだけではありません。勿論、マスコミ等で報告されている発熱やら倦怠感などもそうですけれども、それ以外のリスクを心配する声もあります。

先ほどのポリエチレングリコール(PEG)を原因とするアナフィラキシーは、武漢ウイルスのmRNAを包む殻に起因する話であり、その先についてはあまり言及されていません。

ウイルス感染がほとんど生じない細胞にウイルスが感染した場合、ごくまれに自己免疫疾患というのが生じることが知られています。

自己免疫疾患とは免疫系が正常に機能しなくなり、体が自分の組織を攻撃してしまう病気で、原因はまだ不明なのだそうです。

先ほど述べたように、mRNAワクチンは、人の筋肉細胞の表面に武漢ウイルスのスパイクタンパクを生じさせるという"キメラ細胞"を作ることで免疫を獲得させるというものです。

けれども、この"キメラ細胞"が人にどういう影響を与えるのか細かいところは何もわかっていないのですね。

人の免疫系がこの"キメラ細胞"を他の正常細胞と区別してちゃんと抗体を作ってくれるのならよいのですけれども、この"キメラ細胞"はもとは本人の細胞です。もし抗体が少し間違えて自分の細胞を攻撃する抗体を作ってしまったら自分の免疫で自分の細胞を攻撃してしまうことになってしまいます。

けれども、もし、このような自分を攻撃する抗体が出来たとしても、初期の段階では、何十兆もある人の細胞に対してその数はわずかであると思います。それでも、2回接取、3回接取とワクチン接種増やしていくとその分だけ自己攻撃抗体が増えていく訳ですから、自己免疫疾患になる危険性はどんどん増えることになります。



これはおそらく、アナフィラキシーのように直ぐに分かるものではなく、時間を掛けないと分からないものではないかと思います。

万が一、mRNAワクチンが自己免疫疾患を誘導することがあるとなると、その頻度にもよりますけれども、何度もワクチンを接種するのは怖いですし、ましてや、変異株に対応したmRNAワクチンを追加接種することは非常に危険だと思います。

mRNAワクチンを接種することで、自己免疫疾患を引き起こして自己崩壊する。筆者はここで「鬼滅の刃」を連想してしまいました。

「鬼滅の刃」のラスボスである鬼舞辻無惨は、自身の血を飲ませることで、人を「鬼」にしてきました。ひとたび鬼になれば、日光以外では死なない不老不死になるのですけれども、鬼化する過程で、あまりに大量の鬼舞辻無惨の血を飲んでしまうと、細胞が変貌の速度に耐え切れず死ぬという設定になっています。

仮に、鬼舞辻無惨の血を「mRNAワクチン」だとすると、武漢ウイルスに対する抗体を獲得した人は武漢ウイルスに対して「鬼化」したといえなくもありません。けれども、無惨の血、すなわち「mRNAワクチン」を接取しすぎると、今度は自己免疫疾患を起こして、自身の細胞を破壊して死んでしまう。

mRNAワクチンと抗体、そして自己免疫疾患の関係は、ただの偶然にしても、鬼滅の刃の設定と非常によく似ていると感じます。

ワクチン接種について日本は諸外国と比べて非常に遅れていますけれども、万が一、ファイザーワクチンが自己免疫疾患をもたらすリスクがあるのであれば、日本の遅れが逆に日本を助けることになるのかもしれませんね。






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この記事へのコメント

  • 邪馬壹国

    丁寧な説明をありがとうございます。私は60代若輩者ですが、
    何とか御ブログのようなネット情報やYouTubeで情報を得れます。
    しかし後期高齢者などの老人はネットを使える人が少なく、
    このような情報を得る事が出来ません。
    それこそ受信料を強制徴収しているNHKが詳しく説明するべきと思います。
    今回のコロナ騒動やワクチン騒動は、米国の大統領選挙同様に、
    日本のNHKですら異常な状態になっています。
    その現実が、コロナ騒動の全てを説明しているのではないでしょうか。
    2021年04月30日 15:32