韓国に巣食うダークトライアド

今日はこの話題です。
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1.被害者だとアピールしがちな人達


1965年に設立されたアメリカ心理学会が発行する月刊の査読付き科学ジャーナル「Journal of Personality and Social Psychology」に、昨年「Signaling Virtuous Victimhood as Indicators of Dark Triad Personalities」という論文が掲載されました。

この論文では、被害者であることを頻繁にアピールし他人の同情を得ようとする人は、他人からよく見られたがり、他人への共感能力にも乏しいナルシシスト的傾向がある可能性が高いことを示しています。

著者はブリティッシュコロンビア大学のEkin Ok、Yi Qian、Brendan Strejcek、Karl Aquinoの各氏ですけれども、この調査結果が何を意味するのかについて、ペンシルバニア大学の心理学者であるコリー・クラーク氏が解説しています。

それによると、調査を行ったEkin氏らは、人々が自分の苦しみについて周りに話す「被害者シグナリング」の頻度を測定したところ、被害者シグナリングを示す頻度が高い人ほど、周囲を気にかけ周りを思いやっているという態度を表す「美徳シグナリング」を示す可能性が高く、さらにそういった人々は自分の道徳心の向上をあまり重要視しなかったことが分かったそうです。

これはつまり、自分の苦しみを頻繁に周りにアピールする人は「いい人に見られる」ことばかりを気にかけ、「実際にいい人になる」ことにはあまり興味を示さないということを意味します。

また、クラーク氏は、自分が被害者であると思い続ける感情は、道徳的に好ましくない性格特性を持つ人々の精神状態を安定させている可能性が高く、この性格特性は道徳的優越感を得たり、他人の苦しみに対する共感能力の欠如といった特徴も持ち合わせていると指摘しています。

そして、ある研究では、被害者シグナリングと美徳シグナリングの組み合わせでより高いスコアを獲得した参加者は、ボーナスの支払いを獲得するためにコイントスのタスクで平均して嘘をつき、不正行為をする可能性が高かったと述べています

クラーク氏は、人が自分の家族、友人の輪、地域社会、仕事上の誰かを故意に傷つけた場合、多くの場合、彼らは償いをしたいと思っている。それは加害者が殆ど反省していない場合であっても、被害を認識している近くの友人や家族などは、同情や援助を提供してくれることが多いと述べています。

けれども、その一方で、"被害者"が第三者に被害を訴える時は特に虚偽の可能性が高いと述べています。なぜなら"被害者"は自分の状況や性格を知らない個人に訴えているからであり、訴えが真実かどうかを判断する材料を持ち合わせていない第三者に訴えることは、他人の同情と金銭的利益を求める手段として最適な戦略だというのですね。

どこかで見たようなパターンです。

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2.自己愛性パーソナリティ障害


件の論文のタイトルに「Dark Triad(ダークトライアド)」という言葉がありますけれども、これは心理学において自己愛傾向(Narcissism)、マキャヴェリアニズム(Machiavellianism)、サイコパシー(Psychopathy) の3つのパーソナリティ特性の総称のことを指すそうです。

クラーク氏は件の論文を通じ「被害者だとアピールする人は『他人からいい人に見られたがる傾向』があり、自分が被害者であると思い続けることで、自身の精神を安定させる反面、他人の苦しみに対する共感能力が欠如する特徴があると指摘していますけれども、これは「賞賛を強く求めるが、一方で他者に対する共感能力が欠けている」といういわゆる「自己愛性パーソナリティ障害」と非常に似ているように思います。

「自己愛性パーソナリティ障害」とは、ありのままの自分を愛することができず、自分は優れていて素晴らしく特別で偉大な存在でなければならないと思い込むパーソナリティ障害の一類型です。


「自己愛性パーソナリティ障害」の特徴については、アメリカの精神科医のグレン・ギャバード氏が提唱した2つの分類が知られています。それは下図の通りです。

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また、アメリカの有名な総合病院であるメイヨー・クリニックは、自己愛性パーソナリティ障害は劇的で感情的な行動に特徴づけられ、主として以下の症状を挙げています。
・人より優れていると信じている
・権力、成功、自己の魅力について空想を巡らす
・業績や才能を誇張する
・絶え間ない賛美と称賛を期待する
・自分は特別であると信じており、その信念に従って行動する
・人の感情や感覚を認識しそこなう
・人が自分のアイデアや計画に従うことを期待する
・人を利用する
・劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる
・嫉妬されていると思い込む
・他人を嫉妬する
・多くの人間関係においてトラブルが見られる
・非現実的な目標を定める
・容易に傷つき、拒否されたと感じる
・脆く崩れやすい自尊心を抱えている
・感傷的にならず、冷淡な人物であるように見える
どこかで見たようなパターンです。


3.被害者シグナリングによる賠償金戦略


日本に対しいつも「道徳的優位性」を持ち出してマウントを取ってくる隣国がありますけれども、これなども被害者シグナリングと美徳シグナリングを国レベルで表している典型ではないかと思います。

クラーク氏は「訴えが真実かどうかを判断する材料を持ち合わせていない第三者に訴えることは、他人の同情と金銭的利益を求める手段として最適な戦略」と述べていますけれども、これが成立するためには、「訴えが真実かどうかを判断する材料を持ち合わせていない第三者」と「償いをしたいと思っている人」の両方がいなくてはなりません。

例えば、慰安婦問題についていえば、一昔前までは、確かにこの両者が存在していました。

「償いをしたいと思っている」日本について、韓国が「訴えが真実かどうかを判断する材料を持ち合わせていない」アメリカに告げ口することで、ゴールポストを動かしまくっていた訳です。

けれども段々とその構図も崩れてきました。

今や日本は「償いをしたいと思っている」から「償いは終わった」に移ってきましたし、ハーバード大学のラムザイヤー教授の慰安婦論文が登場したことに象徴されるように、アメリカも「訴えが真実かどうかを判断する材料」を手にし始めました。

被害者シグナリングによる、賠償金戦略は、戦略条件の消失によって終わりを迎えるかもしれません。

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4.メッセージに反論できなければメッセンジャーを殺せ


ただ、賠償金戦略が終わったからといって、それで諦めるような隣国であれば、まだ付き合えるかもしれませんけれども、そんな筈もありません。

3月6日、マサチューセッツ州の韓国人会がラムザイヤー教授を糾弾する集会を開き、大学当局にラムザイヤー教授の罷免を求めたほか、論文を掲載した学術誌に対しても徹底した再検証を求めたようですけれども、これなども、「訴えが真実かどうかを判断する材料を持ち合わせていないであろうアメリカ人」に訴えている訳です。

まぁ、訴えることで「きちんと証拠を上げて真実を追求するための議論」になるのならよいのですけれども、問題なのは、それが「自己愛性パーソナリティ障害」的な振る舞いによって行われる危険が極めて高い事です。

3月9日のエントリー「論点がズレているラムザイヤー論文への批判」で取り上げた、『反日種族主義』の共同執筆者である李宇衍氏は、ラムザイヤー教授に対する韓国世論について次のように述べています。
韓国の地上波MBCテレビのニュースは、「ラムザイヤー教授は『金髪の日本人』だ」という一部の韓国人による人種差別主義的な非難を、引用という形ではあるがそのまま報道した。ラムザイヤー教授は今も「親日派」「日本の戦犯企業三菱からカネをもらっている」などと罵倒されている。それこそ「メッセージに反論できなければメッセンジャーを殺せ」という言葉にぴったりの報道だった。
議論して真実を追求できるとは到底思えない態度です。


5.韓国に巣食うダークトライアド


こちらの障害者.comというサイトに「自己愛性パーソナリティ障害の特徴・克服方法・付き合い方について」という記事があります。

それによると、自己愛性パーソナリティ障害の特徴として次のように述べられています。
この障害は自己愛性、とあるように自分を過信し、他者を軽視するような考えを持っているのが特徴で、基本的に自己中心的な言動・振る舞いをします。

その他の特徴として、損得・利害関係に神経質で、周りからの評価に強く固執します。その一方で傷つきやすく、臆病ともいえます。自己愛性パーソナリティ障害者の特徴は概ねこのような感じです。

【中略】

そして、自己愛性パーソナリティ障害者は目に見える明確な数値で人よりも優れていると思い込みます。よくあるのが、「善悪・敵か味方か」の二分化思考ですね。別に障害者に限らずこのような考え方をする人はいるんですが、自己愛性パーソナリティ障害者の場合はとくに顕著。「自分にとって愉快か不愉快か」で、善悪をばっさり決めてしまうので、差別主義者にもなりかねません。
先日、ツイッターと思しきSNSで、ある日本人がラムザイヤー教授に「韓国人は相手の弱点を握るとすぐに攻撃してくる異常な国民性があるから韓国人には絶対に甘く見られてはならない。韓国非難を続けてほしい」と要請し、返事をもらったという一連のやり取りが韓国KBSで報じられたそうなのですけれども、「弱点を握ると攻撃してくる」という指摘は、自己愛性パーソナリティ障害の症状の一つである「劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる」に当てはまるように見えます。

障害者.comでは、自己愛性パーソナリティ障害の人との接し方について、「まずは、相手のプライドを傷つけないほうがいいです。これはある意味、防御策です。彼らに一度嫌われると、陰湿ないじめやパワハラ・モラハラにつながる事も有ります。そして、聞き上手に徹して、なるべく刺激的な事は言わないこと」と述べています。

そして「もし、相手があまりに問題児であれば周りの人に相談し、できたら遠ざける、あるいは逃げることも賢明な選択です」とアドバイスしています。

これなど、まさに日韓関係を表しています。

これまで日本は韓国に対し、相手のプライドを傷つけないように穏便に事を進めてきました。河野談話などはその典型だと思います。これは自己愛性パーソナリティ障害の人との接し方の最初の段階と同じです。

けれども、昨今の韓国の反日があまりにもひどく、「あまりに問題児」と認識され始めた為、「遠ざける、あるいは逃げる」という議論が出てきた。いわゆる「非韓三原則」ですね。

日本の対応は意外とセオリーに沿っていたようです。ただ国益を害してまで譲歩するのは本末転倒です。

今回のブリティッシュコロンビア大学が示した「ダークトライアド」の観点から、今後日本が採り得る対韓国戦略は何かといえば、「被害者シグナリングによる賠償金戦略」を完全に破綻させること。すなわち、韓国の「訴えが真実かどうかを判断する材料」を世界中に広めて浸透させていくことになるのではないかと思いますね。

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