ワクチン外交を進める中国

今日はこの話題です。
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1.中国製ワクチンを使うブラジル


世界各国で武漢ウイルスのワクチンの接種が進む中、アメリカやイギリスで開発されたワクチンが確保できていない南米では、中国製やロシア製のワクチンを使う動きが広がっています。

感染者累計世界3位のブラジルは、17日に中国の製薬会社シノバックが開発したワクチンと、イギリスの製薬大手アストラゼネカなどが開発したワクチンの緊急使用を承認し、中国シノバックのワクチンの接種がブラジル全土で始まりました。

サンパウロの中心部にある病院では、1日当たりおよそ1000人の医療関係者が接種を受けているそうです。

当初、経済対策を優先するボルソナロ大統領は、ブラジル国内で臨床試験が行われていた中国で開発されたワクチンについて「私は接種しない」と述べていたのですけれども、政府の自粛要請にもかかわらず、多くの人々が街に繰り出し、感染が再拡大。多い日には1日当たりの新たな感染者数は8万人、死者数は1500人を超え、多くの都市で医療態勢が逼迫する事態となりました。

有効な対策を見いだせない中、結局、ブラジル政府は中国製ワクチンに頼らざるを得なくなった訳です。

ただ、中国製ワクチンは臨床試験での有効性は50%程度で、安全性についても不安の声が出ていたのですけれども、ブラジル政府はWHO(世界保健機関)の基準を満たしているとして承認しました。背に腹は代えられなかったということでしょう。


2.中国ワクチン外交を警戒する台湾


中国製ワクチンは他の国でも使われ始めています。

中国当局は本土に滞在する台湾人に対し、優先的に武漢ウイルスワクチンの無料接種を始めました。

これは、共産党序列4位の汪洋全国政治協商会議主席が台湾人が「祖国との統一」に利益を感じられるように、台湾人に対して包括的な便益を提供するよう政府関係者に指示した為と見られています。

ただ、中国本土でワクチンの接種を受けた台湾人の人数は明らかになっていません。

当然ながら、台湾政府は人気取り政策の一環とみて警戒。台湾の安全保障当局者は「これは中国本土に対する台湾のビジネスパーソンの忠誠心を強め、与党民進党に一段と圧力を加える戦略だ」と語り、対中政策を担当する大陸委員会は声明で、ワクチンの接種は医療専門家の問題であり「政治的な宣伝活動として利用すべきではない」と指摘。中国でワクチン接種を受ける際には「安全性と必要性を慎重に評価」すべきとして、今後も状況を注視していく考えを示しています。

更に、台湾当局は中国製ワクチンのリスクを繰り返し指摘し、中国で接種を受けても台湾に戻った際には2週間の自主隔離を義務付けています。

流石、餅は餅屋。台湾は、中国の手口をよくわかっているということなのでしょうね。

台湾はイギリス、アストラゼネカ製のワクチン1000万回分を含む約2000万回分のワクチンを手配し、3月以降に配布する予定としていますけれども、こちらが本命なのでしょう。


3.ワクチン供給が遅れる日本


翻って日本はどうか。

1月20日、田村厚労相は、武漢ウイルスのワクチンをめぐりアメリカの製薬大手ファイザー社との間でワクチンが承認されることを前提に年内に7200万人分にあたるおよそ1億4400万回分の供給を受ける契約を正式に結んだと発表しました。

政府はこれまで6月末までに6000万人分にあたる、1億2000万回分の供給を受けることで基本合意していたのですけれども、それが半年伸びた形です。

田村厚労相は、「円滑なワクチンの提供に向けて引き続き連携して取り組んでいく。今年前半までに、なるべく多くの人が接種できるよう供給をお願いしていく」と述べていますけれども、契約で年内となっているのであれば、年内ギリギリに供給されても文句はいえません。必然的に接種開始時期も不透明になります。

もっとも、政府関係者によると、ワクチン第一弾として、ファイザー製1万回分超が2月中旬に日本に届く見通しであるとのことですから順次届く形なのかもしれません。

なぜそんなことになったのか分かりませんけれども、ワクチン接種が遅れることによるデメリットは武漢ウイルス収束遅れだけではありません。

ワクチン入手遅れの間隙を縫って、中国ワクチンが幅を利かせてくることだって十分考えられます。

よもや、中国ワクチンを日本に入れる陰謀があって、契約を"遅らせた"とまでは思いませんけれども、この機会を中国が見逃すとも思えません。

東京オリンピックをやりたいばかりに、武漢ウイルス収束の為にワクチン接種は必須だとかなんとかいって、政府がワクチン接種を強力に推進してくるかもしれません。

もっとも、裏では東京オリンピックの中止が決定していて、それゆえ副作用その他を恐れ、慎重になった厚労省が供給を急がなかったというのは穿ち過ぎでしょうか。

いずれにせよ、国民の立場からはあまり良い期待はしない方がよいかもしれませんね。


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この記事へのコメント

  • 山田

    中共産ワクチンは民族浄化薬の可能性が高い。
    2021年01月24日 09:43