武漢ウイルス感染早期診断を可能にする心拍変動

今日はこの話題です。
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1.無症状のうちに武漢ウイルス感染を検出


アメリカ・マウントサイナイ医科大学は、個人の心拍数の微妙な変化を検出することで武漢ウイルス感染を早期に発見できることを明らかにしました。

マウントサイナイ医科大学によると、武漢ウイルスに感染すると、感染していない人とは対照的に心拍数の変動が非常に少なくなる傾向がみられることから、心拍の時間当たりの変動をモニタリングすることで感染の有無をキャッチするという手法です。

またアメリカ・スタンフォード大学の別の研究では、PCR検査で陽性と判断された人について調査を行ったところ、被験者の81%がPCR検査で陽性と判断される最大9日半前に、安静時の心拍数に変化が生じていることが判明しています。

研究チームは、「極端に高い心拍数」は症状発症の予兆であると述べています。

マウントサイナイ医科大学のロブ・ヒルテン医学助教授は、「我々の目標は、感染時または人々が病気であることに気づく前に、ツールを使用して感染を特定することでした……体内で炎症が発生すると、心拍数変動マーカーが変化することはすでにわかっていました。COVID-19は非常に炎症性の高い症状です。つまり、人々がCOVID-19に感染していることを知る前に、感染の事実を予測することを可能にするということです」と語っています。

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2.心拍変動


心拍の間隔は、じっと安静にしている時でも、僅かな揺らぎがあり、これを「心拍変動」(Heart Rate Variability=HRV/心拍間隔の周期的な変動)と呼びます。

心拍変動は、様々な生体のフィードバックのメカニズムが関係するのですけれども、自律神経との関わりでは、呼吸と同じ周期をもつ変動と、血圧の変動と同じ周期をもつ変動の二種類が知られています。

自律神経が正常に機能している場合、呼吸と同期した変動と、血圧と同期した変動が、心拍間隔のゆらぎとして観察されます。つまり心拍は変動しているのが正常だということです。

これが例えば、自律神経機能を薬物で抑え込んだり、移植手術などで自律神経系が切断されている等によって自律神経機能がなんらかの異常を抱えているときは、この心拍変動は消えてしまいます。

要するに、心拍変動が高いということは、神経系が活発で適応力があり、ストレスに対して回復力があることを示しているわけで、これはすなわち、免疫システムが働いていることの証左でもあるわけです。

マウントサイナイ医科大学は、PCR検査で陽性になる何日も前にこの心拍変動に変化がみられるというのですね。

PCR検査は検査キットを使いますけれども、検査するその時、ピンポイントの検査しか出来ませんけれども、心拍数の検査であれば、いつでも気軽に行えます。なんとなれば腕時計型の装置でも着けておけば、それこそ24時間検査することもできます。

マウントサイナイ医科大学は、アップル・ウォッチが心拍数の微妙な変化を検出できる点に着目し、2020年4月29日から9月29日までの5ヶ月間にわたってアップル・ウォッチを装着した約300人の被験者を対象に追跡調査を行いました。その結果PCR検査で陽性判定される前に予兆を検知できることが明らかになった訳で、大きな発見だと思います。

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3.日本には余力がある


1月16日、菅総理は、総理公邸で、東京慈恵会医科大学で対コロナ院長特別補佐を務める大木隆生教授とおよそ1時間面会し、武漢ウイルス対策をめぐって意見を交わしました。

大木教授は面会後、記者団に対し、医療人材や病床を確保するためには、医療機関に十分な財政支援を行い、対応に当たる医師や看護師などの処遇を大幅に向上させるべきだと伝えたことを明らかにした上で、「医療崩壊ということばが盛んに言われているが、97%、96%のベッドがコロナに使われず、一般の医療に使われており、余力が日本にはある。民間病院が、商売として『コロナをやりたい』と思うぐらいのインセンティブをつければ、日本の医療体制は瞬く間に強化される。菅総理大臣は『久しぶりに明るい話を聞いた』と言っていた」と述べています。

実は、日本は人口千人当たりのベッド数は13と世界最多。続いて韓国の12.4、ドイツの8となっています。

にも拘わらず、97、96%のベッドが一般の医療に使われているのか。

その理由の一つとして、武漢ウイルス以外の通常診療に大きな影響が出るという点。冬の時期は心筋梗塞や脳卒中、その他武漢ウイルスが原因ではない肺炎などの患者が増加します。こうした患者を受け入れる病床を確保する必要があることが挙げられています。

さらに、重症化した患者への対応も理由に挙げられています。重症患者の治療には医師や看護師など、多くの人手が必要となるのですけれども、武漢ウイルス患者専用の病床を増やしてしまうとそちらに人手が取られてしまい、手が回らなくなってしまうという問題もあるようです。

これらをみると、国や医療機関は医療崩壊だと訴える反面、肝心の武漢ウイルスに対する医療体制は、ただの風邪とはいわないまでも、普通のインフルエンザ並みの扱いにしかなっていないようにさえ見えます。

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4.心拍変動を使った接触確認


1月3日のエントリー「首都圏4知事の緊急事態宣言要請と武漢ウイルスワクチン」でも取り上げましたけれども、日本のPCR検査は感度が高く、かなりの擬陽性を出しているように見えます。それによって陽性者を悪戯に増やしては病院に殺到させ、医療体制を逼迫させてしまうのは少し違うような気がします。

PCR検査法を開発した、故マリス博士は、生前、繰り返しPCR検査を感染症の診断に使ってはならない、使い方によっては誰でも犯人にすることができると警告していました。

Ct値の設定含め、妥当なラインが確定できないPCR検査は逆に状況を悪くしかねません。

昨年、厚労省は武漢ウイルス陽性者と接触した可能性について、通知を受けることができる武漢ウイルス接触確認アプリ(COCOA)を開発しましたけれども、その陽性者はあくまでもPCR検査での陽性者です。

擬陽性あるいは偽陰性がそれなりの割合で含まれているであろうPCR陽性者との接触確認アプリを感染封じ込めに使うのであれば、むしろ、冒頭に取り上げた「心拍変動」を使って、武漢ウイルス感染予兆のある人との接触通知アプリを開発、普及させたほうがよいと思います。

心拍変動による武漢ウイルス感染チェックはPCR陽性の1週間前程度の段階でキャッチできるのですから、封じ込めにはより効果があるのではないかと思いますね。


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