トランプ支持者と試されるバイデン

今日はこの話題です。
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1.トランプ支持者を軽く見ない方がいい


11月8日、タレントのデーブ・スペクター氏はこの日放送の『サンデー・ジャポン』に出演し、アメリカ大統領選で、民主党のバイデン候補が共和党の現職トランプ候補を破って当選を確実にしたとメディアが伝えたことについて、「7000万人近くがトランプに入れた。トランプ支持者を軽く見ない方がいい。彼らの中にある潜在的な不満とか、求めていることや価値観が違うということは受け止める必要がある……バイデンが大変なのは、ある部分、理解するところを見せないといけないことだ」と述べました。

7日夜、バイデン氏は、地元デラウェア州での演説で「国民の声が大きな勝利を、われわれ国民の勝利をもたらした」と宣言。歴代の正副大統領候補として最も多い7400万票を獲得したと報告しました。

バイデン氏は「分断ではなく団結を目指す大統領になることを誓う。赤い州でも青い州でもなく合衆国だけを見る……アメリカにおける、このゾッとする悪魔化の時代を終わらせましょう。今ここで」と述べ、そして、トランプ大統領の支持者らに対しては「皆さんの落胆は分かる。私自身も負けた経験がある」と共感を示したうえで、「互いの声にもう一度、耳を傾けよう……対立する相手を敵視するのはやめよう。敵ではなく、同じアメリカ国民だ」と訴え、「今は癒やしの時だ……アメリカの魂を取り戻そう……アメリカは世界のかがり火だ」と意気込み述べました。

けれども、これほど不正疑惑で揺れる中、そして、選挙を盗んだと怒りに燃えているであろうトランプ支持者に向けて「皆さんの落胆は分かる」とか「互いの声にもう一度、耳を傾けよう」と語り掛けるのは白々しいというか、火に油を注ぐ言い方のようにも聞こえます。


2.非白人票を伸ばしたトランプ


今回の大統領選は空前の投票数となりました。

バイデン氏は前回、民主党候補のヒラリー・クリントン元国務長官から860万票以上増やし、オバマ元大統領が2008年に作った歴代最高だった6949万8516票を上回る7455万票以上を獲得しました。

一方、トランプ大統領もメディアがそう叩きする中、前回から更に739万票以上を上積み7千万票を超えています。

トランプ大統領が選挙戦で、支持者を集めた集会を各地で行いその熱狂ぶりを見せていましたから、739万票の上積みも納得できます。

他方、全然人が集まらなかったバイデン氏にどうやったらトランプ大統領以上の票を集めることが出来たのか。不思議でならない、というのが正直なところです。

バイデン、トランプ両氏の獲得票の前回4年前との変化をみると、バイデン氏は白人男性票を大幅に取り戻したのに対し、トランプ氏は黒人票、ヒスパニック・ラテン系男性票など非白人票を伸ばしています。

トランプ大統領は「毎日、より多くの黒人とラテン系アメリカ人が左翼の政治家と彼らの破綻したイデオロギーに距離を置いている。過激な社会主義者を拒否し、私たちの雇用重視、労働者重視、親警察の政策を支持している。私たちは法と秩序を望んでいる。法と秩序、親アメリカの課題を持たなければならない」と述べ、9月25日に「アフリカ系アメリカ人のプラチナ計画」を発表しました。

これは、黒人コミュニティーにおける資本へのアクセス改善のほか、5千億ドルの投資を通じて黒人地域社会に300万人の雇用と50万社の黒人企業、黒人の持ち家の創出、医療と教育の格差解消に取り組む内容です。

またトランプ大統領は白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」や左翼の反ファシスト団体「アンティファ」をテロ組織として起訴し、奴隷解放を祝う6月19日を連邦の祝日にする方針を出しています。

今年5月のラジオインタビューで、「僕を支持するのかトランプを支持するのか、なかなか決められないっていうなら、その人は黒人じゃないよ」と発言したバイデン氏よりよほど黒人に配慮していると思います。


3.分断したのは誰か


今回の大統領選では、激戦州のフロリダ州でトランプ大統領はバイデン氏に37万票以上の差をつけて勝利しました。

フロリダ州での勝利の決め手になったのは、ヒスパニック・ラテン系、取り分けキューバ系移民だと言われています。

アメリカのピュー研究所によるとフロリダ州の有権者1380万人のうち450万人がキューバ系移民らしいのですけれども、フロリダ州のキューバ系移民は対キューバ宥和政策をとるオバマ前大統領や副大統領だったバイデン氏を毛嫌いし、「社会主義」や「共産主義」という言葉に拒絶反応を示すのだそうです。

彼らにしてみれば、バイデン氏が大統領になれば「社会主義」になってしまうという不安があったのではないかと思われます。

バイデン氏は勝利宣言で「分断ではなく団結を目指す大統領になる」と述べ、マスコミはトランプ大統領がアメリカの分断を進めたなどと批判していますけれども、こと票の変化を見る限り、トランプ大統領の方がよほど分断を無くそうとする大統領のように筆者には見えます。


4.試されるバイデン


ワシントンでは大勢のバイデン氏の支持者たちがホワイトハウス前に集まり、夜空に花火を打ち上げるなど、お祭り騒ぎをしているようです。

ただ、トランプ大統領は敗北宣言を出すどころか「選挙はまだ終わっていない。我々は月曜日から訴訟を起こし始める」と一向に怯む様子を見せません。徹底的に戦う姿勢を見せています。

昨日のエントリーでは余程の理由がないと連邦最高裁にまでいかないと述べましたけれども、仮にいくつかの訴訟が連邦最高裁に届き、再集計なり、郵便投票の除外などがあったら、今度はバイデン氏の支持者達が騒ぎだす可能性があります。

その時バイデン氏が「同じアメリカ国民だ。判決に従おう」と言って収めることが出来るのか。

バイデン氏が「団結を目指す大統領になる」と誓うのは結構ですけれども、それが本当であるのかどうかは直ぐに試される時がくるような気がしますね。


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この記事へのコメント

  • おじじ

    あのー、テキサスとフロリダを押さえた候補者が負けるなんて、誰が信じらるでしょうかね。
    四年後に改めて民主党が疑惑の不正選挙を仕掛ける可能性はあるので、連邦最高裁の判決をだすことで、もし郵便投票で不正があるのなら判例を出しておくのは、勝敗に関係なく適切だと思います。
    なので、トランプさんには訴訟を起こしてもらいたい。
    そう、思うのですがどうでしょうか。
    NHKのニュースが慎重で、当選確実のバイデン候補としか、見出しに書いてありません。
    要するに、まだ決まったわけではないのです。
    2020年11月09日 11:36