世界のホットスポットになる台湾

今日はこの話題です。
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1.中国に責任を取らせなければならない


9月22日、国連総会の一般討論演説がオンラインで開催されました。各国は事前録画した首脳演説での登場となりました。

この中で2番目の登場となったアメリカのトランプ大統領は、演説の冒頭部分から「私達は188の国で数え切れない命を奪った見えない敵、『中国ウイルス』との厳しい戦いを続けている」と武漢ウイルスを「中国ウイルス」と呼び、中国とWHOが当初、ヒトからヒトに感染する証拠はないと誤った宣言をしたと主張しました。

そすて、「私達はこの疫病を世界に拡散させた中国に責任を取らせなければならない」と述べて中国を激しく非難し、各国と国連に同調を求めるなど、国連の場で中国を名指しで批判するなど異例の内容となりました。

これに対し、4番目に登場した中国の習近平国家主席は「新型コロナウイルスに直面する私たちは団結を強め、WHOに指導的な役割を十分に発揮させるべきで、ウイルスを政治問題化し、汚名を着せることに反対する」と反発。

続けて「どの国も他国の困難に乗じて利益を手にすることはできない……WTOを基盤とする多国間貿易体制を維持すべきで、単独主義、保護主義には旗幟鮮明に反対する……いかなる国とも冷戦も熱戦もやるつもりはない」と、こちらは名指しは避けつつも自国第一主義を掲げるトランプ政権を批判しました。

そして、習主席は中国は国際協調を重視するとアピールし、開発中の武漢ウイルスのワクチンについて「完成して使用する段階になれば『世界の公共財』として発展途上国に優先的に提供する」とアピールしました。

国連総会の場には各国から代表を一人出すだけで、演説に対する反論の機会は殆どないにも関わらず、習近平主席の演説が、トランプ大統領の演説に対する反論のように聞こえるのは、事前にトランプ大統領の演説内容を把握していたか、または厳しく批判されるだろうと予測していたことを意味します。

真相はどうか分かりませんけれども、習近平主席の演説は武漢ウイルスへの対応で国際協調を重視する姿勢をアピールし、アメリカとの違いを印象づけようとする狙いがあるとも見られています。




2.中国空軍の問題動画


習近平主席は、演説で「いかなる国とも冷戦も熱戦もやるつもりはない」などと発言していますけれども、言っていることとやっていることが違うのが中国という国です。

9月19日、 中国空軍は核攻撃能力を備えたH-6爆撃機が、空軍基地をターゲットに攻撃するシミュレーション動画を公開しました。

この2分15秒の動画は人民解放軍空軍の微博(ウェイボ)アカウント上で公開されたのですけれども、「戦争の神『H-6K』、攻撃を開始」という名称で、映画の予告編のような劇的な音楽が流れ、H-6爆撃機が砂漠から離陸。その後操縦士がボタンを押すと、海岸沿いの滑走路に向かってミサイルが落ちると、音楽が突然止まり、地面が揺れる様子や空から見た爆発の映像が写されるというものです。

人民解放軍空軍は動画の説明で「われわれは祖国の空の安全の擁護者だ。祖国の空域を常に防衛する自信と能力を備えている」と記しています。

動画で標的となった滑走路は何処かのかについて具体的な言及はないのですけれども、滑走路の衛星画像はグアムのアンダーセン空軍基地のレイアウトと全く同じであることから、アメリカを仮想敵にしたものだとネット等では騒然となっています。

動画について、一部では、中国人民解放軍の暴走だとか、習近平が軍をコントロールできていないのでは、などという見方もあるのですけれども、評論家の石平氏は、習近平主席と中国人民解放軍の間で不協和音があるのではないかと述べています。




3.世界のホットスポットになる台湾


9月19日、台湾新北市で李登輝元総統の告別式が行われましたけれども、アメリカのクラック国務次官も参列しました。

クラック国務次官は前日の18日、呉釗燮・外相、沈栄津・行政院副院長、王美花・経済相らと会談、夜には蔡英文総統官邸での晩餐会に出席し、インド太平洋地域の安全保障問題を話し合ったと見られています。

これに反発する中国は、前日の18日から台湾海峡付近で軍事演習を開始。中国共産党系の国際紙、「環球時報」は社説で、「アメリカの国務長官らが台湾に来たら、中国の戦闘機が台湾上空で演習するだろう……ミサイルを試射して"総統府"上空を通過するだろう」などとアメリカと台湾を牽制しています。

件の動画でグアムを標的にしたということは、中国のA2AD戦略に則っているとも言えますし、東シナ海、南シナ海は北京の海だと主張するものでもあると思われますから、環球時報の社説と合わせて、見え見えの「脅し」ではないかと思います。

まぁ、アメリカがそんな脅しに怯むとも思えませんし、対中強硬路線は変わらないでしょう。

9月18日、訪台した森元首相が、菅総理が台湾の蔡総統との電話会談をしたいという意向を伝えたと報じられたことについて、23日、加藤勝信官房長官は記者会見で「予定はないし、調整している事実もない」と述べていますけれども、アメリカの動きと連携して決めるような気がしなくもありません。

もし、菅総理が正式に蔡総統と会談することがあれば、中国が主張する「台湾は中国の一部」を否定することにも繋がりますから、この辺りは慎重に進めるとは思いますけれども、万が一アメリカが台湾を国家承認することがあるなら、情勢は大きく動くことになると思われます。

今の台湾は、世界のホットスポットの一つになっているのではないかと思いますね。


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この記事へのコメント

  • 感じぇんに思想がコリアンだなお前。
    2020年09月25日 10:36