自民党総裁選の2+2

今日はこの話題です。
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1.菅官房長官が総裁選立候補検討


8月29日、自民党の次期総裁選について、菅義偉官房長官が立候補の検討に入り、党内情勢を見極めて最終判断すると報じられました。

もっとも、これは関係者が明らかにしただけであって、菅官房長官本人から出馬の意思が表明された訳ではありません。

菅官房長官の29日付のブログには最後に「昨日、安倍総理は辞任を表明しました。8年前の安倍総裁誕生、そして安倍政権の発足以降は内閣官房長官として、ずっと側で支えてきた私としても大変残念ですが、国民の命と暮らしを守るために、全力で職責を全うしてまいります」とあるのですけれども、出馬意欲とも次の総理が決まるまで職責を務めるとも読め、筆者にはなんともいえません。

総裁選について、自民党執行部は9月13日前後に両院議員総会で新総裁を選出した後、18日までに臨時国会で首相指名選挙を行い新内閣を発足させる段取りを描いていると伝えられています。

ただ、菅官房長官が総裁選に出るとなると、有力候補となるのは確実視されており、公明党との関係も良好であることから、「緊急登板に最適」との声もあるようです。

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2.河野防衛相が出馬示唆


同じく、8月29日、河野太郎防衛相はグアムでの日米防衛相会談後、インターネット中継を通じて記者会見し、次期総裁選への出馬について「重要な防衛相会談が終わり、一段落したので、これからしっかり考えていきたい。仲間と相談していきたい」と、立候補を目指す可能性を示唆しました。

筆者は「安倍総理辞任と二人の太郎」のエントリーで、麻生派に属する河野防衛相が当初総裁選への意欲を口にしなかったことについて、麻生副総理が、自分が総裁選に出るから待てと言い含められていたのではないかと述べたのですけれども、河野防衛相が出馬に意欲を見せたということは、逆に言えば、麻生副総理が出馬しないことが確定し、自分が出ると言えるようになったのかなとも思います。

実際、28日夜、麻生副総理は派閥幹部の会合で「私自身が自民党総裁を目指すことはない。今後、名乗り出る方々の中から麻生派の政策を実行できる候補者を一致結束して推したい」と述べたことを出席者が明らかにしています。


3.河野防衛相にワンチャンはあるか


勿論、現時点の下馬評では、河野防衛相が勝つのは難しいだろうとみられているのですけれども、ネットでは、条件が整えば、ワンチャン河野防衛相が勝つ可能性があると主張するユーチューバ―もいるようです。

件のユーチューバ―によると、その条件とは、菅官房長官が出馬せず、かつ二階派が河野防衛相をバックアップするというもので、其の為に麻生副総理があれやこれやと根回してやれば、総裁選勝利の目が出てくるという説です。

この条件は、筆者が見る限り、非常にハードルが高いように見えますし、菅官房長官が出た時点でこの可能性は潰えます。また、菅官房長官が出馬する意向で、二階幹事長もバックアップするようだとも報じられているところを見る限り、やはり厳しいかなと思います。

ただ、ここに次の総選挙を自民党がどう考えるかというパラメータを加えると少し状況が変わってくる可能性があるのではないかと思います。

それは、次の総理が「選挙に勝てる顔」かどうか、ということです。




4.石破氏に水を空ける河野防衛相


ヤフーは次期総理に誰が相応しいかというネットアンケートをしているのですけれども、8月30日の時点で、河野防衛相はダントツの一位で二位の石破氏を大きく引き離しています

もっとも、マスコミは"何故か"石破氏をゴリ押し、次の総理アンケートでも石破氏が一位だと連呼していますから、実際の支持は両者の間にあるのかもしれませんけれども、こと発信力に関しては、河野防衛相が圧倒的に上であることは論を待ちません。

河野防衛相のツイッターを見ていても、24時間体勢でエゴサーチしているのですか、と聞きたくなるほどに早いレスポンスですし、高い英語力での海外へのアピールも群を抜いています。

何より、石破氏と比べるとずっと高い「戦略の階層」を持っている。

あとは、石破氏は論外として、菅官房長官と比べてどちらが総選挙に勝てるのかどうか、という観点です。

先に取り上げたユーチューバ―も、総選挙を考慮すると発信力のある河野防衛相が選ばれる可能性があると指摘しています。

いずれにしても、ほんの僅かでも河野太郎総裁の可能性が垣間見えたという点では、「安倍総理辞任と二人の太郎」で述べたように「二人の太郎」が鍵を握っているといえるのかもしれません。


5.自民党総裁選の2+2


一方、ジャーナリスト・水間政憲氏は、次の総裁は岸田氏だと予想しています。

水間氏は、安倍総理は、二階幹事長、菅官房長官・森法務大臣・今井補佐官を次の役員人事で替える決断が出来なかったので、自ら辞任することで彼らを道連れにしたのだと前置きした上で、今の流れでいけば、岸田氏になると予想しています。、

もし、水間氏のいうように、安倍総理の辞任が二階幹事長、菅官房長官・森法務大臣・今井補佐官を道連れにする為だったとしたら、先日アメリカの有力シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」が日本において中国が影響力を行使しており、親中派として二階幹事長と今井補佐官を名指ししていましたけれども、そちらも影響しているのかとも連想してしまいます。

水間氏は、岸田氏に軟弱で決断力がなく、突破力もないといわれる岸田氏について、周りを固めればよいとし、官房長官に林芳正氏、財務大臣を麻生副総理を留任させれば安定政権になるとし、今官邸にいる面々は全て総とっかえになると述べています。

こうしたウラがあるのだとすれば、二階幹事長は結構苦しい立場に立たされていることになり、生き残りを掛けて、今度の総裁選について、「自分の影響力」を少しでも残すことを画策している可能性があります。

となると、次の総裁に自身の身分保証あるいは幹事長留任を条件に支持候補を決めるというバーター取引をやることも考えられますし、その先の総裁選や総選挙をも睨んでいるようにも思います。

そこまで視点を伸ばせば、次の次には河野総理の目も出てくるように思います。

色んな思惑が絡む総裁選。"二人の太郎"に二階幹事長。筆者はこの2+2に注目したいと思います。


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