習主席訪日の中止要請決議了承と衰える二階幹事長

今日はこの話題です。
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1.習主席訪日の中止要請決議了承


7月7日、自民党政調審議会は中国の「香港国家安全維持法」に対する非難決議を了承しました。

焦点だった習近平国家主席の国賓訪日については、4項目目に次のように記されました。
「4、上記のように日本国民・企業の安心安全を含め、国際社会からの自由、人権、民主主義の原則に対する重大な懸念が表明されている現状においては、党外交部会・外交調査会として習近平国家主席の国賓訪日について中止を要請せざるを得ない。
 中国政府は、このような国際社会の懸念に真摯に対応すべきであり、わが党は日本政府に対し、中国に主張すべきはしっかりと主張しつつ、新たな時代の友好関係構築に向け、中国側へへの強い働きかけを要請する。」
これについて、マスコミは、事前の根回しがなかった二階氏サイドが猛反発。6日の合同会議に二階派議員が多数出席し、国賓来日「中止」の削除を迫ったのに対し「保守団結の会」ら対中強硬派も会議に出席するよう動員をかけ、「表現を緩めれば自民党から保守支持層が離れる」などの意見が交わされ、結果、原案の「中止を要請する」から「党外交部会・外交調査会として中止を要請せざるを得ない」と表現が弱まった、とか、党の総意ではなく外交部会・外交調査会の見解だとも明記したなどと報じています。


2.「中止を要請」は後退を意味しない


これらマスコミの報道について、自民の青山繁晴参院議員はまた、自身のブログで反論しています。次に一部引用します。
 オールドメディアは「二階幹事長らの強い反対で、文章が修正された」と鬼の首を取ったようにこぞって報じていますが、誤報に誤報、虚報に虚報を重ねる行為です。
 元の文は「中止を要請する」ですが、これが「中止を要請せざるを得ない」となって、中身が後退しているのですか。
 礼節を強調しているだけであって、「中止を要請」、「中止」という中身はまったく変わっていません。

 たとえば「この会合は公選法に抵触する恐れがあるため、中止を要請する」と政党が党所属の国会議員に言うとして、「中止を要請せざるを得ない」と言うのと、中身が変わったとなるでしょうか。
 言われた議員は、どちらでも中止せねばなりません。

▼そして、みなさんも一緒に考えてください。
「反対によって修正された」と今、報じているオールドメディアは、きのう夕方から夜にかけて開かれた外交部会・外交調査会の全体会議が「紛糾して、結論が出なかった」と報じていたではないですか。
 結論が出なかったものが、どうして、その翌朝には、党の正式決定機関にかけられるのですか。
 そこにみずから眼を瞑(つむ)ったうえで、「修正された」「後退した」と報じるのは奇怪な振る舞いです。まさしく、奇怪な振る舞いと『言わざるを得ません』。
このように青山参院議員は、中止という中身は変わっていない。「中止を要請」は後退を意味しないと反論。「反対派に押し切られて追加した」という趣旨を報じているところもあるが何を言っているのだ、と怒りを顕わにしています。


3.力が衰えてきた二階幹事長


この非難決議について、6月7日、二階幹事長は党役員会後の記者会見で、「ここまで来るまでに先人たちの大変な苦労があった。外交は相手のあることで、慎重の上にも慎重に行動すべきものだ……外交部会長か何部会長か知らんが、軽々に判断すべきものではない……自分で責任を取れる範囲において発言、行動すべきだ」と部会や調査会の動きを批判しました。

一方、官邸はというと、同じく7日、菅官房長官が記者会見で、「習主席の国賓訪日は具体的な日程調整をする段階ではない。中国との間には様々な懸案が存在しているが、首脳会談などのハイレベルの機会を活用して、主張すべき点はしっかりと主張し、中国側の前向きな対応を強く求めていく」と語っています。

今回の一連の動きについて、二階氏側からは事前の根回しがなかったと不満の声が上がっているようですけれども、先日、河野防衛相がイージス・アショアを事実上撤回した際にも二階氏側に事前の根回しがなかったと言われています。

この時、筆者は、麻生副総理から「常識がない」とまで言われている河野防衛相だから、根回しなどしなかったのだな、とくらいしか思っていなかったのですけれども、今回の非難決議でも根回しされなかったとすると、自民党内での二階氏の立場というか力は結構落ちてきているのかもしれませんね。

もちろん、今回の決議を総務会に掛けなかったのは、全会一致を慣例とする総務会に掛けてしまうと、二階派の反対で潰されてしまうことへの懸念があったのだろうとは思います。

それでも、事前に二階幹事長にお伺いを立てなかった時点で、そのように見られていることは間違いないと思いますね・

今回の非難決議は総務会を通していないので正式な党の申し入れにはならないものの、政務調査会を通していますから、専門部会の正式な申し入れになります。

自分を飛ばされた上に国賓来日中止の文言が官邸に上がった訳ですから、二階氏は怒り心頭かもしれませんけれども、文句をいう以上のことが出来ない時点で、まぁ、お察しです。

一方、岸田政調会長も決議に"ハンコ"を押したことで、踏絵を踏んだことになります。

これで二階氏を敵に回した岸田政調会長は、次期総裁選をどう戦っていくのか。秋以降の政局は波乱含みかもしれませんね。


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