放水という名の決壊

今日は感想エントリーです。
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1.中国南部全域が危機的事態



中国南部各地で洪水被害が発生しています。6月28日、中国国家減災委員会及び応急管理部は最近の豪雨による洪水・冠水などの災害を受け、国家Ⅳ級災害救助緊急時対応措置を緊急発令しました。

6月以降の中国南方地区の洪水・冠水災害では、広西チワン族自治区、貴州省、湖南省、四川省、江西省など13省で延べ1216万人の被災者が発生。8000軒以上の家屋が倒壊し、9万7000軒が破損。直接的な経済的損失は257億元と見られています。

習近平国家主席は、「6月以来、中国の江南・華南・西南地域では豪雨が明らかに増え、多くの地域で洪水や土砂災害が発生しているが、各地域の各関連当局は党中央の決定・配置を断固として徹底し、全力で洪水・土砂災害防止と災害時対応・救助などに当たっており、防災と災害救助は成果をあげている……現在、中国の多くの地域で本格的な増水期に入り、一部地域では増水が深刻で、これからは台風が多発する季節に入る。国家洪水旱魃防止総指揮部などの関連当局は統一計画と協調を強化し、関連地域が水害防止策や台風対策などをしっかり行うよう指導する必要がある」と述べました

そして、被災者を適切に避難させ、生産生活の秩序をしっかりと守り、人民の生命の安全を最優先にすることを適切に実務へ落とし込むよう要求したと伝えられています。


2.濁流に飲まれる街


中国メディアによると、洪水被害は重慶周辺が6月22日以降かなり深刻で、川沿いの土地は濁流にのまれて、川から道路へ溢れ出た水はさらに居住区の建物内に絶え間なく浸水しているとのことです。

重慶の多くの道路は冠水し、軌道交通は寸断。ツイッターでは、濁流が高所の道路から滝のように落ちていく映像がツイートされていたりします。

懸念される三峡ダムは連日の豪雨で、水位が上昇、増水期の制限水位をすでに2メートル超えて147メートルに達したとされています。

三峡ダムの堤防の高さは185メートルあり、蓄水期はおよそ175メートルまで水が溜められることになっています。よって、長江が増水する季節には、増水前に予め水位を145メートルまで下げて、増水に備えるのだそうです。

三峡ダムは重慶と武漢の丁度真ん中辺りに位置しているのですけれども、武漢の南に位置する湖北省の咸寧では大洪水に見舞われ、湖北省宜昌市などは街が丸ごと冠水するという有様です。

つまり、三峡ダムの上流も下流も大洪水になっている訳で、こんなときこそ、三峡ダムが限度一杯の水位175メートルまで水を溜めて、少しでも被害を軽くしなければならない筈です。


3.放水という名の決壊


ところが、湖北省宜昌市が冠水したのは、三峡ダムが、貯水どころか逆に放水を行った為であるという報道もあります。

6月25日、香港メディア「東方日報」は、中国政府が三峡ダムを保護するために排水を行ったとし、これにより、湖北省宜昌市全体が浸水したとしています。

こちらの新唐人テレビでは、22日に三峡ダムで密かに放水が行われている様子を撮影した動画がツイッターに公開されたと報じています。

満水まで30メートルもあるのに、そのずっと手前で放水を始めたとするのなら、なんらかの理由がある筈です。

これについて新唐人テレビは、ネットユーザーの「三峡ダムで平時に行われている高水位の貯水は、発電所の下流地域の干ばつ被害だけを想定したものだ。だが貯水力はないし決壊の恐れもあるため、豪雨になれば放水しかない。その結果下流で洪水が起こる」という指摘や、「放水は決壊を食い止めるためのものだ。決壊したら下流の都市は大変なことになる。放水はもはや秘密とは言えなくなった」との投稿を紹介しています。

三峡ダムについては、決壊するのでないかと心配する声が広がっていますけれども、動画での浸水、冠水被害を見る限り、既に決壊と同じ状況になっているのではないかと思いますね。




4.コロナ雹と青い太陽


ここ最近、中国では、大雨だけでなく、その他の異常気象も報告されています。

25日には雨に伴ってピンポン玉以上のサイズの雹が降り、中国のネットでは次々と写真や動画がアップされています。

中でも北京で降った雹は、周囲にスパイクが付いていて、形が武漢ウイルスにそっくりだと話題になっています。

あるユーザーは、「新型コロナ雹」とコメントし、「天象の現れだ」、「雹でさえ、ウイルスの姿形になった」との声が上がっています。

筆者もこんな形の雹など見た事はありません。

その他にも、評論家の石平氏は、「中国某所、『青い太陽』。これも天変地異の一つか。今年に入ってから、中国で変なことはあちこちで起きている」とツイート。太陽が青く映るなど、異常気象を象徴するような出来事に思えます。

ここまでくると、中国ネットでの「天象の現れだ」との書き込みがあるように「天意」を感じてしまいますね。




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この記事へのコメント

  • おじじ

    チャイナ7の要人の動静が、ほとんど聞かれなくなりました。
    その中で、趙楽齋がコロナに罹患している噂が広まっています。
    長江の洪水被害の視察をしないのは、三峡ダムの欠陥責任を問われたくないのか?
    それとも、コロナの罹患を恐れて、玉泉山に閉じこもっているからなのか?
    赤い鉄のカーテンは、未だに厳然と存在しているようです。
    2020年07月01日 08:55