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zoom RSS 朝鮮半島非核化への秘策

<<   作成日時 : 2019/02/08 10:00   >>

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今日はこの話題です。

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2月5日、アメリカのトランプ大統領は、連邦議会で行った一般教書演説で、第二回目の米朝首脳会談を2月27〜28日にベトナムで行うと発表しました。

開催都市は明らかになっていませんけれども、メディア各社の報道によると、首都ハノイかリゾート都市のダナンに絞られたとみられています。

第2回の米朝首脳会談がどのような内容になるか注目されるのですけれども、それはアメリカ側の交渉代表を務めるビーガン北朝鮮政策特別代表のスピーチにそのヒントがあるといわれています。

ビーガン氏は1月31日にスタンフォード大学で行われた演説で「トランプ大統領にはこの戦争を終わらせる用意がある……私も大統領も、70年にわたる朝鮮半島の戦争と敵対状態を過去のものにする時が来たと確信している。この紛争をこれ以上長引かせる理由はない」と終戦宣言に言及しました。

勿論、何の見返りもなしに終戦宣言する訳ではありません。

ビーガン氏は演説で「我々はやはり、北朝鮮が最終的で完全に検証された非核化の約束を守る場合、双方の首脳が昨夏、シンガポールの共同声明で行った全ての約束を同時に、そして並行的に推進する準備ができている」と述べています。

昨年6月の第1回米朝首脳で発表された合意文書で確認されたのは次の4項目です。

1)アメリカと北朝鮮は、平和と繁栄に向けた両国国民の願いに基づいて、新しい関係を樹立するために取り組んでいくことを約束する。
2)アメリカと北朝鮮は、朝鮮半島に、永続的で安定した平和の体制を構築するため、共に努力する。
3)2018年4月27日のパンムンジョム宣言を再確認し、北朝鮮は朝鮮半島の完全な非核化に向けて取り組むことを約束する。
4)アメリカと北朝鮮は、朝鮮戦争中の捕虜や・行方不明の兵士の遺骨の回収に取り組むとともに、すでに身元が判明したものについては、返還することを約束する。

ビーガン氏は「私たちが話し合っているのは、関係を改善する方法、より安定的で平和で、究極的により合法的な平和体制を朝鮮半島にもたらす方法、どのように非核化を進めるのかに関する方法を同時に探すことだ……私たちは、相手が全てのことを果たすまでは何もしないと、言っていない」とも述べています。

つまり、半島の非核化と同時並行で、第1回米朝首脳で発表された合意文書の内容を進めるというわけです。合意項目の2)にある「朝鮮半島に、永続的で安定した平和の体制を構築する」の中に朝鮮戦争の終戦宣言が含まれているのであれば、非核化確認後に終戦宣言が出るとも解釈出来ます。

実際、ビーガン氏は先の演説で「目標はこうした全てを同時に結ぶことだ。私は最後の核兵器が北朝鮮を離れ、制裁が解除され、大使館に国旗が掲揚され、平和協定が締結されることが全て同じ時間に起きる、この完璧な結果の瞬間を思う」と述べています。

トランプ大統領も一般教書演説の中で「我々は朝鮮半島での平和のために歴史的な努力を続けている。我々の人質は帰国した。核実験は止まった。ミサイル発射は15ヶ月間、行われてこなかった。私がアメリカの大統領に選ばれていなかったら、私の考えでは、今まさに、北朝鮮と大規模戦争になっていただろう。多くの仕事が残っているが、金正恩朝鮮労働党委員長と私の関係はよいものだ」と述べています。

要するにアメリカは「トランプがアメリカの大統領だから戦争せずに済んでいるのだ。非核化が完全になされるのであれば、朝鮮戦争は終結し、アメリカと北朝鮮との間で平和条約が結べるのだ」というメッセージを送ると同時に、これらを非核化との取引カードにしているということです。

トランプがちらつかせるこの取引カードに金正恩がどう反応するのか。

これまで北朝鮮は、アメリカが北朝鮮を敵視し、経済的困窮に陥れたのだとして、国民の体制批判を弱める一方、核兵器・ミサイル開発を進めることで、軍部の不満を抑えてきました。

平たくいえば、アメリカに潰されるかもしれないう恐怖がその理由の一つでもあった訳です。

仮に、アメリカと平和条約が結ばれたなら、平壌にアメリカ大使館くらいは出来るでしょうけれども、日本の安全保障等々まで考えるともうひと声欲しい感じがします。

まぁ、これは、殆ど在り得ない妄想の類だと思いますけれども、もしも、筆者が金正恩の立場だったとするならば、アメリカと平和条約を結ぶだけではなく、北朝鮮に駐留米軍を置くように要求すると思いますね。勿論駐留経費はアメリカ持ち。北朝鮮からはビタ一文出さない。その代わり、非核化を約束するだけでなく、核施設、ミサイルの解体をアメリカ自身の手で行ってよいと持ちかける。

敵であったアメリカが自らの番犬になるのであれば、大きな大きな憂いが無くなります。中国の牽制にもなりますし、アメリカ資本もどっと入ってくるでしょう。国の守りと経済発展のケツ持ちをアメリカに全部やらせるという寸法です。

あるいは、駐韓米軍をそのまま北朝鮮に移してくれという手もあります。なんとなれば、半島が平和の為だとか何とか言って、在北米軍費用は韓国に丸々出させたって良いわけです。

果たして、こんな取引を持ち出されたとして、トランプが乗ってくるかどうかは分かりませんけれども、アメリカにしてみれば、「ビンの蓋理論」ではないですけれども、在北米軍を北朝鮮におくことで、北朝鮮の暴発を防ぐ重石にもなりますし、その金を韓国が出すなら今までとあまり変わらないわけです。

ただ、本当にこれが出来るかどうかは、金正恩にそこまで国内および軍部をコントロールするだけの力があるかどうかにかかっています。

今の今まで、仇敵としていたアメリカを友として傍に置くのです。そんな大どんでん返しを北朝鮮の軍部が黙って受け入れるのか。

つまり、このスキームは、北朝鮮がアメリカをどこまで信じられるのか試されるということでもあると同時に、ある意味、金正恩にも相当な「独裁力」が要求されるということです。

その代わり、これが実現すれば、日本を含めて、東アジアの情勢はガラリと変わる筈です。

なぜなら、アメリカと北朝鮮が平和条約を結び、北朝鮮に在北米軍が置かれるということは、そのまま北朝鮮が西側に入るという事を意味するからです。

まぁ、この案は奇想天外な戯言にしか過ぎませんけれども、もし実現すれば世界は大きく変わるでしょうね。
 

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