新聞を読めば真実が伝わるか

 
更に昨日の続きです。

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6月25日、共産党の小池晃書記局長は記者会見で、「新聞を読んで真実が伝われば、自民支持にならない……メディアはもっと怒った方がいい。読売新聞とか産経新聞とか。営業妨害じゃないですか……紙の新聞に親しみがない若い層が赤旗電子版を読めば、みんな共産党支持になる状況をつくりたい」と述べました。

これは、麻生副総理が24日、講演で「新聞を読まない人たちは全部自民党だ」との発言を受けての反論です。

麻生副総理は「新聞を読まない人は自民支持」といい、小池書記局長は「新聞を読めば自民支持にならない」という。両者の発言のどちらも正しいとした場合、そこから導き出される結論は「新聞は反自民の論調で埋め尽くされている」ということに他なりません。

反自民というか安倍総理を叩き続ける新聞はどことはいいませんけれども確かに存在します。けれども、100%そうかというと必ずしもそうとは限らない。読売、産経辺りは自民批判もしますけれども、自民支持にならない程の記事を出しているとまではいえないと思いますね。

その辺りの含みを持たせたのか、小池書記局長は、新聞を読んで"真実が伝われば"と条件を付けていますけれども、真実を伝えるためには当然ながら前提条件があります。

一つは、発信される情報が本当に"真実"であること。もう一つは受け取る側がその情報を"歪めて受け取らない"ということです。つまり送信と受信双方でエラーを起こしてはならないということです。

国語辞典で真実をひくと、次のように定義されています。
1 うそ偽りのないこと。本当のこと。また、そのさま。まこと。
2 仏語。絶対の真理。真如。[派生]しんじつさ[名][副]本当に。確かに。
真実とは嘘いつわりの無い事です。ですから、小池書記局長がいうように「新聞を読んで真実が伝わる」為には、新聞に嘘いつわりがないことが絶対条件です。

けれども、現実は必ずしもそうではありません。新聞・メディアが自分あるいは特定の誰かに都合のよいように、場面を切り取ったり、全く異なるテロップを付けたりしていることなどが段々と明らかになってきました。

イギリスのオックスフォード大学の調査でメディアの信頼度が10段階で6もないという結果がそれを端的に示していると思いますね。

いまや、メディアの報道をネットが監視して訂正するまでになっています。

また、同じ情報でも視聴者の受け取り方は様々です。

HINOMARUとダブルスタンダード」で取り上げましたけれども、人気ロックバンド「RADWIMPS」の新曲「HINOMARU」の歌詞を巡って騒ぎが置きました。

日本を好きだと受け取る人もいれば、軍歌だと感じた人もいるようです。歌詞そのものについては、改編や改竄をされた訳ではありませんので、この例は"歪めて受け取られた"訳ではありませんけれども、受けとった側の感じ方については、まるで正反対の受け止め方がされたことは事実です。

けれども、それが政党なり団体の支持となって現れるかどうかは、ある受け止め方をされた情報がどれだけ多く人に"真実"として受けいれられたかどうかです。

新聞において、それを端的な指標の一つが発行部数であり、購読者数にでしょう。無論、これらは情報の発信側の数であって受け止められた数を表すものではありませんから、あくまでも目安にしか過ぎません。受け止めた数がどれくらいだったのかは最終的には選挙による得票数ということになります。

それらが今現在どうなっているかは国会の各党の議席をみれば明らかですね。

赤旗の発行部数は2017年1月段階で公表113万部。産経新聞の158万部と比べても中々の部数です。けれども、共産党の議席数は先の衆院選で12議席と議席を減らしています。

先に述べた「RADWIMPS」の「HINOMARU」についても、それを「軍歌だ」と受け取った一部の人が抗議のデモを起こそうとネットで呼び掛けていましたけれども、実際、蓋を開けてみれば、集まったのはたったの3人だったようです。彼らの主張は多くの人には受け入れられなかったようです。

一体、赤旗がどれほどの"真実"を書いているのか分かりません。けれども、小池書記局長のコメントが"真実"だったのかどうかは、次の総選挙で明らかになります。筆者は、たとえ紙から電子媒体に移したところで、肝心の中身がこれまで通りのものでしかないのなら、余り変化はないのではないかと思いますね。
 

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