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zoom RSS ネット集合知に敗北するマスコミ権力

<<   作成日時 : 2017/11/02 10:00   >>

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今日はこの話題です。

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この程、安倍総理は国会内での与党と野党の質疑時間の配分見直しに取り組むよう萩生田光一幹事長代行に指示しました。

これは、「野党の国会質疑時間と世間の風」のエントリーで取り上げましたけれども、自民党の石崎徹衆院議員ら当選3回の有志が要望したことを受けてのことです。

これについて、立憲民主党の枝野代表は「まったく論外で、議院内閣制の基本を分かっていない」と反発。立憲民主党と、希望の党、共産党、無所属の会など野党計6党は国対委員長会談を開いて自民党案への反対を確認しています。

また、マスコミも「野党への配慮は当然だ」とか「追及を回避する狙いがあるからだ」などと、野党の肩を持つ論調です。

これに対し、橋下徹前大阪市長は自身のツイッターで「議席数での時間配分の方がすっきりする。民進党は日本維新の会の質問時間を勝手に削減した前科あり。またブーメラン芸?」と批判し、作家の百田尚樹氏も「今までは、野党が可哀想やからと、自民党が自分たちの質問時間を減らして野党に与えていた。それなのに、くだらない質問ばかりするから、正しい形に戻すというだけ。全然、暴論ではない!」と反論しています。

橋下氏の指摘通り、民進党は自公から野党に融通された7時間の質問時間の殆どを自分達に回して、本来維新が受け取る筈だった配分時間を奪い取った過去があります。

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また、百田氏の指摘する質問時間は議員数に比例するというのは実に正論です。それを野党に回していたのは、与党の配慮に他なりません。

では、野党への配慮は当然の権利なのか。

「野党への配慮は当然だ」と主張する東京新聞は10月31日の社説で次のように述べています。
安倍政権が、国会での野党の質問時間を削減し、与党分を拡大することを検討している、という。野党質問は政権監視には必要不可欠だ。厳しい追及を避ける狙いがあるとしたら、見過ごせない。

《中略》

 国会議員は全国民の代表だ。発言機会は与野党を問わず、できる限り等しく確保すべきではある。

 同時に、政権を監視する野党の役割を十分に考慮することも必要だ。質問時間を議席数の割合よりも多く野党側に配分してきたのにはそれなりに妥当性がある。少数意見の尊重は民主主義の要諦だ。

《中略》

 ただでさえ、自らの党首を首相に頂く与党議員の質問は問題点の指摘よりも、政権を持ち上げることに偏りがちだ。与党は法案の国会提出前、政府から説明を受けて事前に了承しており、質疑が「出来レース」に陥る可能性もある。

 質問時間を持て余して、般若心経の一部を唱え、夏目漱石の文学論をぶった与党議員もいた。与党の質問時間を増やせば国会審議形骸化の恐れなしとは言えない。

《後略》
とまぁ、与党の質疑時間を増やせば、真偽が形骸化するから認められないと東京新聞は主張しています。

けれども、これには野党の質問は形骸化しない、という前提があります。その部分の検証がない限り、此の論は公平とはいえません。

では、野党質問は形骸化していないのかというと、そんなことはありません。形骸化どころか、形すらないのが実情のようなのですね。

こちらにとある国家公務員の方のサイトがあるのですけれども、それによると、野党は質問に立つ人をいつも探しているのが実態なのだそうです。次に引用します。
メディアは報じないので、現場の実態を書きます。

一言で言えば、18時になってもバッター(質問者)を探しているというのが野党の現実です。
普通のケースでは、早い段階で質問者が決まり、14時とか15時に質問とりのレク(自分の質問の趣旨を役人に伝え、的確な答弁をしてもらう為のもの)があります。

一方で民進党(当時)など野党は、19時になっても20時になっても、ひどいときには22時になっても質問通告どころか質問者すら決まらない。

結果全省庁に無意味な待機(残業)させているのが現実です。無駄な残業強要(怒)

質問者のなり手を18時以降に一生懸命探さなきゃいけないのが現実なのに、質問時間が足りないって正気ですか?

メディアはこのこと知っているんでしょ?(分かっていなかったらただの取材不足)。

知っていて全然報道しない。結果現場の役人に負担がかかり、先生方は現場の残業をなんとも思わない。
 
建前と現実が違いすぎて。メディアは現場の声を少しは報道して欲しいと思います。質問者の通告時間を情報開示請求すればこれは明らかです。なんなら、私が公開したいくらいです。

これはないわー。違うというのなら、お昼には質問者を確定して下さい。

東京新聞は質問時間を持て余した与党議員も居ると批判していますけれども、野党議員はその質問時間を持て余すことすらできない実態。これが本当であれば、酷いものです。話になりません。

けれども、話はこれで終わりません。このサイトを読んだ方がツイッターで評論家の上念司氏に連絡したところ、上念氏が裏を取りにキャリア官僚に確認し、事実だと返信。野党の質問者が18時まで決まらないのは霞が関の常識なのだそうです。

このようにネットでは一つの情報について、次々検証され公開・拡散されているのです

件のサイトでは、メディアはこの事実を知っている筈だと言っていますけれども、もしも知っていて報じていないのなら、それはやはり偏向報道と言われても仕方ないでしょう。特に守秘する内容とも思えませんしね。

また、マスコミがこの事実を本当に知らなかったとしたら、その取材力もたかが知れている。ネットのほうがずっと上だということになりますね。

世論を操作し第一権力にのし上がったともいわれる大マスコミも、ネットを介した集合知に敗北しつつあるのではないかという気がします。

この流れは益々加速していくでしょうね。

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