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zoom RSS 安倍総理の謝罪会見について

<<   作成日時 : 2017/06/20 10:00   >>

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今日はこの話題です。

6月19日、安倍総理が首相官邸で記者会見を行い、冒頭で加計問題を巡っての国会空転について陳謝しました。

冒頭発言は次のとおり。
通常国会が閉会した。4年前、政権奪回後の最初の通常国会で建設的な議論を行い、結果を出していこう、と呼びかけた。原点は今なお変わることはない。しかし、この国会では、建設的議論という言葉からは大きくかけ離れた批判の応酬に終始してしまった。政策とは関係ない議論ばかりに多くの審議時間が割かれてしまった。国民に大変申し訳なく感じている。印象操作のような議論に対して、つい強い口調で反論してしまう。そうした私の姿勢が、結果として政策論争以外の話を盛り上げてしまった。深く反省している。

また国家戦略特区をめぐる省庁間のやりとりについて、文部科学省が先週、徹底的な追加調査を行った結果新しく見つかったものも含め文書を公開した。これを受け、内閣府の調査も行い、関係する文書などを明らかにした。しかし、最初に調査した段階では、それらの存在を確認できなかった。二転三転したかたちとなり、長い時間がかかることとなった。こうした対応が国民の政府への不信を招いたことは率直に認めなければならない。「信なくば立たず」だ。何か指摘があれば、その都度真摯に説明責任を果たしていく。先週も調査結果発表後に参院予算委員会の集中審議に出席したが、4年前の原点にもう一度立ち返り、建設的な議論を行い、結果を出していく、そうした政治が実現するよう、政権与党としての責任を果たしていく。国民から信頼が得られるよう、冷静に一つ一つ丁寧に説明する努力を積み重ねていかなければならない。その決意を、国会閉会にあたって新たにしている。

《中略》

改正国家戦略特区法も成立した。これまでこの制度を活用して、長年認められてこなかった一般企業による農地取得や、学校教育に民間の知恵を取り入れる公設民営学校も解禁した。千葉県の成田市では、国際的な医療人材の育成を目指し、38年ぶりの医学部新設が実現した。国会終盤では、国家戦略特区における獣医学部新設について、行政が歪められたかどうかをめぐり、大きな議論となった。獣医学部はこの50年以上新設が全く認められてこなかった。しかしいま、鳥インフルエンザ、口蹄疫など、動物から動物、さらには動物からヒトにうつるかもしれない伝染病が大きな問題となっている。専門家の育成、公務員獣医師の確保は、喫緊の課題。そうした時代のニーズに応える規制改革は、行政を歪めるのではなく、歪んだ行政をただすものだ。岩盤規制改革を全体としてスピード感をもって進めることは、総理大臣としての私の意思だ。当然、その決定プロセスは適正でなければならない。ですから国家戦略特区は民間メンバーが入った諮問会議や専門家を交えたワーキンググループにおいて議論を進め、決定されていく。議事はすべて公開している。むしろ、そうした透明で公平・公正なプロセスこそが内向きの議論を排除し、既得権でがんじがらめとなった岩盤規制を打ち破る大きな力となる。これが国家戦略特区だ。半世紀ぶりの獣医学部新設についても、審議に携わった民間議員の皆さんは、プロセスに一点の曇りもないと断言している。まさに岩盤規制改革の突破口だ。しかし、この特区制度について、この国会では民進党のみなさんから制度自体を否定する法案が提出された。岩盤規制の改革には抵抗勢力が必ず存在する。しかし、わたしは絶対に屈しません。既得権と手を結ぶことも決してありません。今後とも総理大臣である私が先頭に立ち、ドリルの刃となって、あらゆる岩盤規制を打ち破っていく。その決意だ。

《後略》
このように安倍総理は身のある国会運営が出来なかったと謝罪していますけれども、それは、印象操作の揚げ足取りを吹っかけてきたからだとし、特区は規制を打ち破るものだ、としっかり協調しています。

加計問題は二転三転した政府説明について詫びつつ、「岩盤規制改革を進めるのは総理の意思だ」とはっきりと表明しました。つまり規制改革は"総理の意向"であるということです。その一方で、その決定プロセスは適切であり、加計学園にするようにと介入はしていない、とも述べており、言うべきことはちゃんと言っているという印象です。

今回の会見でも、安倍総理のリスクコントロールの高さが垣間見えます。加計問題については、違法でも何でもなく、総理の介入もなく、単なる文科省の言い訳だったという事が明らかになってきましたから、特にコメントしなくても良かった筈です。けれども、すばやく謝罪会見を行った。第一次安倍政権での「消えた年金問題」の教訓が活きているのでしょうか。わずかな兆候を見逃さず、芽のうちに摘んでますね。

直近の世論調査では、内閣支持率が10ポイント近く下落して、朝日新聞などは飛び上がって喜んでいるようです。憎っくき安倍総理を多少なりとも引きずり下ろすことが出来たのですからね、さぞかし気分がよいでしょう。けれども、年代別での支持率を見ると、30代以下の支持率は依然60%以上あり、下がったのは高齢層なんですね。ネットでは、普段ネットを使わない、60代以上が「加計」報道に騙されたせいだなどと指摘されていますけれども、確かにそうかもしれません。

森友、加計を巡るマスコミの印象操作は酷いを超えたものだと思いますけれども、30代以下の支持率がびくともしなかったことは、マスコミの影響力の限界を示しているとも言えると思いますね。

安倍総理は会見で党役員人事、内閣改造にも触れていますけれども、内閣改造で、文科相を変えることがあるのであれば、監督責任を取らせた形になりますから、ここも一つの注目ポイントになるのではないかと思いますね。
 

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
mixiでtwitterでFBで、「アベガー」な人がやけに舞い上がった書き込みしてるなと思ったら当該記事が見つかりました。
世論調査が下がったくらいで舞い上がるとは安上がりな方々ですね。
sdi
2017/06/20 00:13
会見後のクローズアップ現代+でこの記事に関する大スクープがありましたが…
説明責任が出来なければ早期退陣もありそうですね。
タイムス
2017/06/20 04:04
NHKの番組は内容的におかしいと指摘はされてます。
捏造レベルです。
若い世代に既存のマスコミは信頼されてない。
つまり終わりが進行中なのです。
新聞社もいずれ経営難が表面化し,消えるのもあるでしょう。
テレビもフジは既に苦境ですし、私の職場でも若い女性達はテレビの話題はずいぶん少なくなってます。
報道やワイドショーだけでなくドラマも見なくなっています。
今のマスコミや夏の日の夕方の太陽と同じで,すぐ消えることはありませんが着実に衰退の道を歩んでます。
変なおじさん
2017/06/20 11:37
netgeek編集部「NHKが加計学園の新流出文書を公開するも解釈を間違えている。正しくはこうだ。」で解説してます。
他の文書との整合性がとれていない。自分たちの都合のよいところだけ切り取って報道したのか、窮地に陥ってる連中がろくな分析もせずに新証拠というだけで飛びついたか、どちらかですね。
sdi
2017/06/21 21:11

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