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zoom RSS 根回しを後に行うトランプ方式

<<   作成日時 : 2017/04/26 10:00   >>

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今日もこの話題です……

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4月25日、この日は北朝鮮が核実験かミサイル発射を強行するのではないかと一部で囁かれていたのですけれども、そのようなことはありませんでした。

前日の24日、アメリカのヘイリー国連大使はNBCテレビの番組で、アメリカが北朝鮮攻撃に踏み切る理由を問われ、「彼が米軍基地を攻撃したり、ICBM実験を行ったりすれば、われわれは実行する」とコメントしていました。

更に、中国も4月22日、環球時報が社説で「今が中国政府にとって、戦争が起こった際に中国が取る、事前に確立された立場を米国に説明しておく良い時期だろう。北朝鮮政府が断固として各プログラムの開発を続け、その結果として米国が北朝鮮の核施設を軍事攻撃した場合、中国はこの動きに外交チャンネルでは反対するが、軍事行動には関与しない……しかし、米国と韓国の軍隊が北朝鮮の政権を壊滅させる直接的な目的で非武装地帯(DMZ)を地上から侵略するならば、中国は警鐘を鳴らし、直ちに軍隊を増強するだろう。中国は、外国の軍隊が北朝鮮の政権を転覆させるのを座視することは決してない」と述べています。

要するに、核開発やICBM実験を行えばアメリカは攻撃を開始し、中国もそれを止めないという警告です。流石に金正恩もこれには従わざるを得なかったようです。

その代り、北朝鮮は、東部の江原道・元山に長距離砲などを大挙投入し、過去最大規模の火力訓練を行っていると韓国政府筋が明らかにしました。

核実験又はミサイル発射さえしなければ攻撃されないというお墨付きを得たわけですから、実弾演習で代替としたのでしょうね。演習には金正恩も立ち会ったとのことですから、そういう位置づけなのだと思われます。

けれども、それでも実弾演習をやったということは、今回は取りあえず自制するが、核もミサイルも放棄する積りがないということでもあります。

その一方、北朝鮮の軍の一部に、金正恩を嘲笑する風潮が生まれているようです。

アメリカの政府系のラジオ・フリー・アジアによると、朝鮮人民軍の第2軍団で、一般の兵士はもちろん幹部の間でも「幼稚園児」呼ばわり等、様々な悪口が使われ、金日成主席と金正日総書記と合わせたぐらい暴虐だと言う意味で「チェゴプ・キム(キムの2乗)」と言われることすらあるようです。

第2軍団は、軍事境界線に近い黄海北道の平山郡に本部を置き、米韓軍の正面を担当する部隊です。その部隊をしてこれほど軍紀が緩んでいるとするならば、相当士気が落ちていると思われますね。

この事態を重くみた北朝鮮当局は大規模検閲を実施、複数の軍幹部とその家族が逮捕して、引き締めに掛かっているようです。

北朝鮮は頼みの軍部ですらその足下が危なくなっている。

そんな北朝鮮を横目にアメリカは着々と準備を進めています。

トランプ大統領は24日、北朝鮮情勢について上院議員に説明するため、議員100人全員をホワイトハウスに呼ぶと発表しました。その場には、ティラーソン国務長官、マティス国防長官、コーツ国家情報長官、米軍のダンフォード統合参謀本部議長が顔を揃えるという異例振りで、当初議会内の部屋で行われる予定だったものをトランプ大統領がホワイトハウスに変更したのだそうです。

上院議員全員をホワイトハウスに集めるというのは、それだけでインパクトがあります。

トランプ大統領は、先に軍を動かして、北朝鮮を包囲して金正恩に何もさせないように固めておいてから、軍事介入に対する、議会や周辺国の説得という手順を取っているように思われます。

もし、この順番が逆の場合、周辺の説得の間に中国なり、北朝鮮なりの切り崩し工作を許してしまう隙が出来かねないのですけれども、先に軍を動かし、事後報告的に説得に走るという手法は、こと北朝鮮に対しては有効に働いているようにも見えます。

逆にいえば、北朝鮮が態度を変えない限り、時間が経てば経つほど、北朝鮮に対する軍事力行使止む無しという流れになり、時間がトランプ大統領に味方するように思われます。前にも言いましたけれども、やはり小田原水責めを彷彿とさせますね。

今回、核実験もミサイル発射も出来なかったことで、北朝鮮は益々身動きできなくなったと思いますね。
 

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
「根回しを後に行う」のではなくて、根回しを行えないのではないでしょうか。
先日の空母派遣先誤報事件もペンタゴン内部の背広組政治任命ポストに空きがありすぎる(一説に50以上)ことからくる不手際が原因の可能性高いですしね。
sdi
2017/04/26 00:38
文中「小田原水責め」とありますが「忍城水攻め」の事ですか?
小田原城は水攻めされていませんし、小田原城は大きすぎて水攻めなど出来ません。

又、「忍城水攻め」は指揮した石田三成が指揮能力の無さが原因で、大きな損害を出し、「石田三成は戦下手」との評価が定着し、それが後の関ヶ原の合戦の敗因と言われていますので、トランプ大統領の戦略を「小田原水責め(攻め)」と擬することは、「不味い戦略」と云う意味に取られてしまいます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%8D%E5%9F%8E%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84
「忍城の戦い」『のぼうの城』参照下さい。
エラントリス
2017/04/26 14:36
エラントリスさん。こんばんは。

御指摘ありがとうございます。

小田原水攻めではなく、小田原包囲とすべきですね。
水攻めとするなら高松城とすべきでした。

のぼうの城については過去エントリーしたことがありますけれども、御指摘の通り三成の拙さが顕になった戦です。
http://blog.livedoor.jp/kotobukibune_bot/archives/16162261.html

お詫びして訂正いたします。

今後ともよろしくお願いいたします。
日比野
2017/04/27 00:54

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