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zoom RSS 日露接近に焦る中国

<<   作成日時 : 2016/12/19 10:00   >>

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昨日の続きです。

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今回の日露首脳会談について、各国は様々な反応を示しています。

12月15日のアメリカ国務省のカービー報道官は記者会見で「会談や会談の中身を判断する立場にはない。国家が意味のある対話・議論をし、2国間関係を改善させることは重要だ」と静観の構え。

アメリカは11月に、今回の日露首脳会談を東京で行うことを止めるよう日本に圧力を掛けていたようですけれども、安倍総理は拒否して会談をやりました。いざやってしまうと、アメリカも表向きの批判の言葉は控えたようです。何時も、アメリカのいいなりだと批判する"パヨク"界隈の方々は何故かダンマリですけれども、日本は日本の国益の元に行動し会談を行ったということは意味のあることだと思いますね。

一方、静観どころではなくヒステリックに反応しているのは中国です。

12月16日、中国外交部の耿爽報道官は記者会見で、「(中露)両国の全面的戦略協力パートナー関係を引き続き深めていきたい」とロシアとの関係を強調。

人民日報の電子版も「習近平国家主席とプーチン大統領は今年5回もの会談を行っているこのように緊密な首脳間の交流は国際関係においてもまれ」と自我自賛し、環球時報は、中国社会科学院日本研究所の高洪副所長の「北方領土を取り戻せない状況下で、ロシアに対する経済支援を本土から北方領土に移すことは日本にとって一種の妥協案と考えられる。こうした支援により両国の関係が深まるかもしれないが、日ロが関係を強化したとしてもロシアの対中姿勢が変わることは絶対にない」とのコメントを報じています。

よっぽど、ロシアが日本と接近するのが嫌なようです。

12月16日、国営新華社通信は「『ロシアを丸め込んで、中国を包囲する』画策は必然的に失敗に終わる」という記事の中で「領土問題以外にも、ロシアは日本の修正主義の歴史観、右翼化傾向、地上配備型迎撃システム・高高度防衛ミサイル(THAAD)の導入計画などに強く警戒している……ロシアを対中包囲網に取り込もうとするのは独り善がりの妄想にすぎない」と非難させています。

こちらに、その新華社の記事がありますけれども、安倍政権がロシアを誑かそうとしても「外交と安全保障戦略において、自国の方針があり、日本が私欲を追求するための将棋の駒にはならない」と斬って捨てています。

それはその通りですけれども、新華社の言い分は最初からロシアは中国の味方であるという前提での記事であるように見えますね。ロシアが自国の方針に基づいて、日本と協力し、平和条約を結んで安全保障を担保する可能性がすっぽりと抜け落ちています。プーチン大統領自身、なんども日本との間で平和条約が結ばれていないのは異常だとコメントしています。

新華社はその他にも15日に「日ロ首脳会談は打算的、安倍首相の構想は実現が困難」という記事を配信するなど、日露首脳会談に対する警戒感をバリバリに見せています。

今回の日露首脳会談について、ジャーナリストの長谷川幸洋氏は、日本側の関心が「北方領土が返ってくるか否か」に集中してきたことを挙げ、日本の言い分を踏まえて会談を評価する立場を「日本中心主義」、一方、首脳会談が東アジア情勢にもたらす影響を眺めたうえで、日本にプラスか否かを判断する立場を「国際関係主義」と定義した上で、現実を冷静に判断すれば「国際関係主義」の立場に立つことが重要であり、今回の日露首脳会談の成果を日露関係の前進におけば、その成否は中国の反応を見れば分かると述べています。

安倍総理とプーチン大統領との会談はこれまで何度も何度も行われているにも関わらず、今回の中国の焦りっぷりは群を抜いています。やはりそれだけ警戒しているということなのでしょう。もしも中国が本格的に日露の接近に危機感を覚えたとすると、またぞろ、日本に「ロシアは信用ならない」という世論工作をして日露離間を図ってくることだってないとはいえません。

その意味では、長谷川幸洋氏のいう「国際関係主義」の立場に立った日露関係という視点は外してはいけない見方ではないかと思いますね。
 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
中国共産党が焦っている最大の理由は、「トランプとプーチンの蜜月」が、かなりの高確率で読めるからだと思います。

安倍政権は相変わらずダッチロールしているのではないでしょうか。

安倍(外務省):ヒラリー大統領で諸々を準備。
  ↓
トランプ当選。
  ↓
安倍(外務省):「やべえ!」慌ててトランプに会いに行く。
  ↓
ホワイトハウスから強烈なクレーム!
  ↓
安倍(外務省):真珠湾へ慰霊に。

なんかもうね……。
774
2016/12/19 11:42
ちうごくが日露の離間を図るとしたら、日本国会で「なぜプーチンが信じられるのか」を説明しなさいと上から目線で質問する方が出てくるかと思いますが。あ、あの方もう愛想つかされましたか?
盛んに「食い逃げ」という品の無い言葉がマスコミで一様に使われていますが、情報操作の一環でしょう。用日と言わないので半島の方々ではありませんね、あそこは忙しいですからね、今は。
まよねーず
2016/12/19 13:42

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