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zoom RSS 中国は日本のコンテンツ力に近づけるか

<<   作成日時 : 2016/08/28 10:00   >>

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今日はこの話題を極々簡単に……
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画像「ロシアンルーレットで異世界へ行ったら最強の魔法使いになってしまった件」連載中!

8月24日、中国メディア・和訊網が「日本によるアニメのソフトパワーアピールの、チャイナドリームに対する啓示」とする記事を掲載しました。

この記事は、リオ五輪閉会式において日本が、スーパーマリオやキャプ翼、ハローキティ、ドラえもんといったアニメキャラクターを登場させたPR動画を取りあげ、「心を引き寄せ、ソフトパワーをアピールし、次の東京五輪への期待を高めさせた」と伝えた上で、中国がデジタルコンテンツとアニメ産業を大々的に発展させる計画を出しているものの、立ち上がりが遅い現状から中国アニメ界が強い力を発揮し、中国文化の価値を外に伝えるには長い時間が必要であると述べています。

中でも注目したいのは、彼らが「我が国がいかにして『ゴリ推し』を避け、ソフトな手段で中国の話を伝えるか」について考える必要があることを、今回の日本のPR演出を契機に認識すべきであると述べていることです。

記事では、「ゴリ推し」の例として、ニューヨークで、南シナ海における中国の立場を説明する広告を出したことを挙げているようですけれども、これは、7月23日から、ニューヨークのタイムズスクエアで「中国が南シナ海の領有権を持ち、国際仲裁裁判所判決の真実を暴く」という約3分の動画を毎日120回再生していることを指していると思われます。

相手の話を聞かず、一方的に自分の主張だけを垂れ流すだけでは「ゴリ推し」の印象を持たれても仕方ありません。

リオ閉会式での東京五輪PR動画は、ゴリ押しではなく既に世界で受け入れられ知られているキャラクターを使っただけのことですからね。あるものを出したそれだけです。それであれ程のものをアピールできるのですから、中国が警戒するのも分からなくはありません。

けれども、自国のコンテンツを世界に広く普及させる為には、無論、制作サイドの広報活動といった努力は勿論のことですけれども、それ以前に大前提となる決定的に重要な要素を忘れてはならないと思います。それは、「相手が選択の自由を持っている」という簡単な事実です。

いくら自分が凄いと思っているコンテンツを紹介したとしても、それを受け入るかどうかの判断は相手側に委ねられています。そこには相手の自由を尊重し、認めるという考えが根底になければならないと思うんですね。往々にして「ゴリ推し」は相手の自由意志を何ら忖度することなく自分の言いたいことだけをいう。時には、"袖の下"がオマケについてくることすらあります。

もちろん、それで一人や二人の心を動かすことは出来るかもしれません。けれどもそれが、千人、万人、億人の単位となると、どんどん難しくなっていくのですね。なぜなら、人には個性があり、その考え方も千差万別であるからです。流石に億人の単位となると"袖の下"も用意しきれなくなってきますからね。

まぁ、ある意味中国はその億人単位での人民に対して"思想の統治"を苦労してやっているともいえるかもしれません。自分に都合の悪い情報はシャットアウトし、また内部から都合の悪いことを発信する者を弾圧して黙らせるといった方法によってです。そこには"自由"がありません。

けれども、その中国式広報をそのまま自由主義圏で通用するとは限りません。彼らは"自由の考え"を手にしているからです。

相手に配慮しない、自由のない宣伝は"ゴリ推し"として敬遠されます。

中国製アニメがどのレベルにあるかは知りませんけれども、現時点で日本で広く知られているものは聞いた事がありませんから、少なくとも日本のレベルには来ていない。しかも、共産党を批判するような内容は作成を許されないでしょうから、既に制約ありきで作らなければなりません。

それを考えると、"中国アニメ界が強い力を発揮"する為には、中国が自身の自由化と向き合うことでしか、達成するのは難しいのではないかと思いますね。

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