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<<   作成日時 : 2016/05/06 10:00   >>

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ちょっとだけ昨日の続きです。

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違法漁船の取り締まりに関して注目を集めている国があります。インドネシアです。いや、スシ・プジアストゥティ海洋水産大臣が、というべきなのかもしれません。

スシ海洋水産大臣は、違法操業船の取り締まりの厳格化を宣言し、2014年の就任以来「見せしめ」に海上爆破処置した外国漁船は実に150隻以上に上り、船籍が中国だろうが容赦なく海上爆破する対応に国内漁師を中心に喝采を浴びています。

今年三月、インドネシア領ナトゥナ諸島沖の排他的経済水域で違法操業していた中国漁船をインドネシア当局は摘発。乗組員を逮捕した後、違法操業船を曳航していたところ、武装した中国海警局の船舶に体当たりされて奪い返されるという事件が発生しています。

これについてスシ海洋水産大臣は4月1日の記者会見で「中国は大国で自国では強力に独自の法律を執行している。こちらにも同様の措置をとらせてくれるでしょう」と述べ、奪われた中国漁船返還を中国側に求め、この漁船を「例外扱いせず」に爆破する方針を示しています。

スシ女史は学歴がものをいうインドネシア政界で最終学歴高校中退のアウトサイダ中のアウトサイダーの人物です。

スシ女史は、元々海産物の卸業を営んでいたのですけれども、10代の頃、退屈な高校生活を投げ出し、荒々しい漁港の仕事に身を投じました。周囲の荒くれ男たちに負けじと右足首にタトゥーを入れ、酒を飲み、タバコを吸いながら港の商売人として頭角を現したのだそうです。

その後、漁港で大成功を収めたスシ女史はやがて地方島嶼部専門のエアライン『スシ・エア』を設立し、その経営手腕が、ジョコ・ウィドド氏という貧困層出身の政治家の目に留まったのですね。

インドネシアの漁師は荒くれ男ばかりなのだそうですけれども、そんな彼らを相手に成功を収めたというのですから、腹が座っている訳です。

その一方、スシ女史は、魚河岸時代から日本の企業と太いパイプがあり、日本にまとまった量のロブスターを輸出した経歴も持っています。

そうしたことから、日本の漁業の実態にも詳しく、港湾設備計画や漁師育成について語る時はよく日本を例に持ち出すのだそうです。

ある、海洋技術学校での講演会では、「日本の港は規律正しく監視も行き届き、陸揚げされた魚介類の盗難がない。だからこそ日本の漁師は成功を収めている」と述べ「日本人を見習いなさい」と語ったのだそうです。

これはこれで、日本の利点として誇るべきものなのでしょうけれども、難点があるとすれば、これが国内限定である、ということです。

例え港で盗難がなくても、漁という観点まで視野を広げてみれば、尖閣沖のEEZで中国違法漁船に水産資源を盗まれている訳ですし、また今回の沖ノ鳥島でも台湾の違法漁船に盗まれている訳です。

そこには「規律正しく監視も行き届き」という状態には無い訳です。それを規律ある状態に持っていくためには、監視と抑止を働かせるしかない。水を撒いて警告すれば引き下がる相手であれば、それで十分なのでしょうけれども、それでは全然足りないのは、既に尖閣沖で証明済みですね。

スシ女史は、「日本人を見習え」と言ってくださいますけれども、こと取り締まりについては、日本の方こそスシ女史を見習わないといけないのではないかと思いますね。
 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
聖徳太子のやった事を思い出し見習えばいいだけ。教養もなければ根性もなく矛盾した知識を丸暗記してる日本の政治家は外交能力が無いのだろ。そしてそれを支える官僚が終わってるのでどうにもならない。勉強が出来るだけの出来すぎ君ばかりでは世界と渡り合えないのは当然である。戦国時代の様に自分の命がかからないと本気に成らないのは一般人は許されても官僚は許されないでしょ。国益に命を掛けられないなら官僚なんか辞めてしまえ。
白なまず
2016/05/06 00:38
「スシ女史を見習え」賛成です。

自国の海域内での他国の違法操業には厳正に対処するのが「当然」=「当たり前」です。

日本も「当たり前」のことが「当たり前」にできる国になりましょう。

逆に言うとそれだけで充分なのだから。

支那のように他国の技術を盗んだり、他国の領域を荒らしたりしなくても充分生きていけるしのだから。

ポール
2016/05/06 10:57

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