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zoom RSS 台湾は共産中国か元日本か独立国か

<<   作成日時 : 2016/04/04 10:00   >>

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今日も極々簡単に……

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4月2日、大手電機メーカーのシャープが台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入る契約に調印しました

鴻海はシャープに3888億円を出資し、議決権の66%を握る親会社となります。

シャープの経営再建については、昨年も度々ニュースなどで取り上げられていました。鴻海だけでなく、日本の官民ファンドである「産業革新機構」も支援を提案していたのですけれども、鴻海が提示した再建資金が産業革新機構を大きく上回っていたことや現経営陣の続投雇用の維持など、産業革新機構の案を大幅に上回るものだったため鴻海を選ぶことにしたようです。

ただ、当初、鴻海は総額4890億円をシャープへ出資する案を提示していたのですけれども、その後、液晶パネル事業の収益悪化や中国・日本市場における販売不振を主因として、3888億円と約1000億の減額を要求。既に産業革新機構が撤退を表明した後で、シャープに選択の余地はありませんでした。

そこへ鴻海は更なる条項をシャープに突き付けました。それは「シャープの事情によって契約が終了した場合や、鴻海に責任がない事情が原因で2016年10月5日までに出資が実行されない場合は、シャープは鴻海に対し、シャープのディスプレー事業を購入する権利を与える」、というものです。これは、買収が破談になっても、鴻海に責任がない限り、ディスプレー事業だけは鴻海が手に入れることを可能にする条項です。

これにより業界の間では「シャープのさらなる業績悪化や株価下落を理由に、鴻海が今後出資を見送ったとしても、ディスプレー事業だけ買収、その他事業を切り捨てる手段ができた」という見方が広がっているようです。

鴻海はアップルのアイフォーンの組み立てを請け負っていますけれども、液晶ディスプレイの供給は品質面の課題があり、実現できていませんでした。

それが、アイフォーンに搭載されているシャープのディスプレーを手に入れることで、ディスプレイの供給をも担おうと動いています。

鴻海は2018年から有機ELパネルを量産し、アップルに納入する方向で水面下で調整を進めてきたのですけれども、液晶パネルで技術力・競争力を持つシャープの買収で、それを大きく引き寄せた形ですね。

鴻海は今回の買収額の多くをディスプレイ事業に充て、太陽電池事業の再編・処分などその他の事業を切り離すのではないかとも言われています。

実際、シャープの買収に当たって、鴻海の郭台銘会長は「シャープは製造部門が多すぎるし、業務の統合がうまくいってない。まとめ役が不在なのです。近く、担当者の再配置をするつもりです。……液晶ディスプレイの技術は優れているが携帯電話はよくない。……全社員は配置換えの可能性がありますが、できる限り会社に残れるようにします」と、大幅な配置換えの考えを明らかにしています。

更に鴻海は、シャープの亀山工場を本体から切り離して別会社とした上で買収する希望を示すなど、食指を伸ばしています。

一部には日本の技術が海外に流出すると危ぶむ声も出ているようですけれども、既に日本の技術の多くは海外に流れているという見方もあります。例えば、中国や韓国の企業が日本の技術者をヘッドハンティングしては、技術力を上げていったことは、よく指摘されていることです。

また、シャープの堺工場は、2012年に鴻海グループに入っていますからね。ある程度は既に鴻海に流れているとみた方がいいかもしれません。

日本の技術力は、明治以来立国の基礎の一つでもありますから、それが失われることに危惧を覚えるのも無理からぬことかもしれません。要するに、外資による国内企業買収が国益を棄損するのではないかということですね。

ただ、外資といっても色々あります。今回のシャープ買収にしても例えば、IBMとかテキサス・インスツルメンツとかアメリカ企業による買収だったら、どうだったのかというと、もう少し反応が緩やかだったのではないかという気もしないではありません。もしもそのように外資企業の母国によって反応が違うとするならば、その国が味方なのか敵なのかということを感じ取っているのかもしれません。

確かに、敵国の資本によって国内企業が悉く買収されたとしたら、戦争なんかしなくても経済的支配下に簡単に置くことができますからね。今の中国は、南シナ海を上げるまでもなく、周辺国に圧迫・恫喝、あるいは侵略行為をしていますけれども、中国が日本を侵略しようとしていると狙っているのではないかと日本国民が感じているとするならば、中国資本による国内企業の買収には警戒心を誘発しても当然といえるかもしれないですね。

その意味では、日本にとって、台湾が敵なのか味方なのかどちらだと思うかでその見解は変わる可能性があります。

では、その台湾の人は自分達をどう思っているかというと、自分達を中国人だと思っている人は少数派なのですね。

2016年3月14日、台湾・聯合報が発表した最新の世論調査では、「自分は何人か」との問いに、「台湾人」と答えた人は73%に上りました。一方、「台湾人であり中国人でもある」が10%、「台湾人とは中国人のことだ」が1%、「中国人」が11%で、3つを合わせても22%に留まっています。つまり台湾の人は自分達を台湾人だと思っているということです。

けれども、こういった台湾人意識は中国共産党政府が受け入れられるものではありません。おそらく、教育から何からあらゆる手段を駆使して、中国人であると刷り込んでくるものと思われます。それどころか、場合によっては武力侵攻に及んで台湾を完全に中国の一省に組み込むことだってないとはいえません。

特に南シナ海に進出している中国の動きをみれば、台湾の人達はその危機感をより感じているのではないかと思いますね。

その観点からみれば、鴻海のシャープ買収も、ことによると、中国からの圧力あるいは侵攻に備えて、日本にも唾をつけておくというか、日本と繋がることで資本の一部を日本に逃がして生き残りを図る手段の一つだと見えなくもありません。要するに二股をかけてリスクヘッジしているのではないかということです。

台湾という存在を共産中国とみるか、元日本とみるか、台湾を独立国とみるかでその後の対応が変わってくるのではないかと思いますね。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
いつものオカルトです。
当の支那人ですらどことなく日本文化に否漢人の古代支那の雅さを感じているから日本への旅行をリピートするのだと思います。まして、台湾は一度日本の一部になり、大陸以上に日本への親近感や共感があるとみますが、、、支那人は弾圧ばかりで信用できない中共より日本人を信頼するから日本の製品への信頼や、ひょっとしたら支那が内乱になり分裂したら日本と連携して自分たちの地域を豊かにしたいと近づく者もでてくるでしょうね。未来版の孫文ですね。日本国内にも相変わらず支那へ心を寄せる日本人としての歴史観のない無国籍な心境の国籍だけ日本と言う世にも珍しい動物が住んでいますが、彼の者達が支那人を助けるのでしょうね。
でも、残念ながら支那朝鮮から渡ってきた支那人の血族はヤマト民族ではありませんので、ヤマト民族が中東へ戻る時には支那人は支那へ戻る事になると思います。なにせ、日本人の1/3のヤマト民族が日本から中東へ移動するでしょうから、日本列島はがらがらで、おまけに災害だらけで、修復もできなくなるでしょうね。元の神屋島へもどり大自然だけの世界になると思います。渡来人である物部氏、秦氏の流れがヤマト民族の文化的基盤を造り、その上に日本の技術の発展の仕方も存在するので、ヤマト民族が日本から居なくなればそれは今の日本とは違う価値観の世界で、その結果あらゆる物が日本文化とは違う道へ行くと思います。だから、結局のところ100年後とかを見れば、支那も台湾も日本列島も支那人しか住んでいないのではないでしょうか。
白なまず
2016/04/04 01:27

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