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zoom RSS クルーグマンの暴露とサミット

<<   作成日時 : 2016/04/02 10:00   >>

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今日も時間がないので極々簡単に……

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3月22日、首相官邸で開かれた「国際金融経済分析会合」に招かれたポール・クルーグマン・ニューヨーク市立大教授が、会合の内容をオフレコを含めてネットで公開し、政府に困惑が広がっていると伝えられています。

クルーグマン教授はネットに「私が東京で話したこと」と題し、12ページの議事録を公開しました。

一説には、会合のあと記者会見の席ひとつ用意しない日本側の対応に不満を持ったのではないかとも言われているようです。

その真偽は兎も角として、議事録によると、会合は前半、クルーグマン教授の提言で、「世界経済は弱さが蔓延している…金融政策だけでは足りず、財政出動が必要……マイナス金利をこれ以上進めるのは難しい」などと述べ「生産年齢人口が毎年1%ずつ減っていく中で、需要も減る。この大問題に日本はどう向き合うのか」と指摘したそうです。

会合の後半は政府側との討議となったのですけれども、安倍総理が「難民のための住宅投資や教育投資は景気刺激になるのではないか」と質問したところ「難民受け入れは、とてつもない社会的緊張をもたらすが、実のところ金額的には大したことはない」と回答。

そして菅官房長官が「商品価格の下落が発展途上国に大きな打撃となっている」と発言するとクルーグマン教授は「商品価格ではなく、需要不足こそが問題だ」と答えたそうです。

投資を主体に考える政府と、需要を増やすことが大切だとするクルーグマン教授とのぶつかり合いというか認識の違いは興味深いですね。

更に、安倍総理がオフレコと前置きした上での発言だったのですけれども「ドイツは財政出動の余地が最も大きい……訪独の際に財政出動を説得したいが、いい知恵はないか?」との質問に、気候政策などを挙げた上で、「もっといい提案ができればよいのですが、私は外交の専門家ではないので……」と答えたそうです。

まぁ、ここでも安倍総理は、財政出動という「投資」が先にくる発想での質問だったのですけれども、ほう、と思ったのは、安倍総理がドイツ経済に口出ししようとしていたということです。勿論財政出動をやるかやらないかはドイツ自身が決めることですけれども、安倍総理が口にしたのは「説得」ですからね。

トップ同士がこれくらい踏み込んだ会話を常々しているとするならば、首脳会談はそれだけの重みを持っているということです。それがサミットならば猶更ですね。

その意味では、今年開かれる伊勢志摩サミットは、経済的にも安全保障的にもキナ臭くなってきた中、開催されることになります。それは、いつも以上に大きな意味を持つことになるかもしれませんね。

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