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zoom RSS 急騰暴落を報道規制する中国

<<   作成日時 : 2015/06/27 10:00   >>

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昨日の続きを極々々簡単に…

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中国株の下落が止まりません。

26日の上海総合指数は前日比7.4%安の4192.87で、今年の高値からの下落率は19%まで落ち込みました。

信用取引で買っていた投資家がポジションを縮小し、モルガン・スタンレーが買いを控えるよう顧客に助言するなど買いが細ってきています。

尤も、下落といっても、去年秋の水準から2倍になって、そこから2割減った程度です。まぁ、チャートも見てないので何ともいえませんけれども、まだ調整余地があるように思いますね。

実際、モルガン・スタンレーは26日付のリポートで、6月12日に付けた上海総合指数の今年の高値が強気相場の頂点だった公算が大きいとし、中国本土株の買いを控えるよう顧客に助言し、モルガン・スタンレーのアジア・新興市場戦略責任者ジョナサン・ガーナー氏は「今の水準は恐らく買いに入る底ではない」と述べていますから、やはり、まだまだ調整局面が続くものと思われます。

当局もさらなる下落を警戒しているのか、中国国内メディアに対して、「包括的でバランスのとれた、客観性のある報道を心掛けるように」と通達を出しました。当局はこれによって報道を原因とする高騰や急落を抑制するとしていますけれども、やっていることは、市場の変動に関して組織的な評論や専門家へのインタビュー、背景の分析、動向の予測や評価、不安をあおる悲観的な言動、「暴落」や「急騰」などの言葉の使用を禁じるというもの。

流石、共産国家といったところでしょうか。強権を発動してきますね。

けれども、例えば、誰がどうみても急騰あるいは暴落しているとしかいえない局面で、「暴落」や「急騰」がつかえないとなると、メディアは一体どう報じればいいのでしょうか。「物凄い上昇」とか「急激な下落」とでもいうのでしょうか。

そもそも「暴落」や「急騰」という報道で、実際の株価が高騰や急落するのであれば、「物凄い上昇」とか「急激な下落」という表現にしたところで、やはり株価は動いてしまいますね。なぜなら、その言葉の意味が結局同じであるからです。

それが嫌なら、もう"報道しない"という選択しか残らない。そうなったら、今度はリスクを嫌う投資家は、中国株市場の買いを控えて、ポジションを最小限になるまで小さくするしかありません。情報が閉ざされてしまっては、リスクヘッジができなくなるからです。

第一、「専門家へのインタビュー、背景の分析、動向の予測や評価」が報道されないとなったら、投資家は売買を判断することができなくなってしまいます。

特に、特別な情報源を持っていないと思われる一般投資家は困るでしょうね。暗闇の中を懐中電灯もなしで歩き回れる人はそう多くない。売り時も買い時も判断できない中で銘柄を売買できる人は余程のギャンブラーかインサイダーくらいしかいないと思います。

ですから、こうした情報統制は、結局、市場を潰してしまうことになるのですけれども、中国当局は、それを分かってやっているのか疑問ですね。

ですから、やはり、このままでは中国株式市場から早晩、個人投資家は消え、機関投資家や国際ファンドと、中国当局とが激しく市場でぶつかるマネーゲームになってしまうのではないかと思います。

…もう少し書くネタがあったのですけれども、今日は力尽きましたので、この辺で…

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「上に政策あらば、下に対策在り」の国だってことをものの見事に忘れてますな。大学時代の中国問題の講師に教わったのですが。逆に「報道管制がかけられた! ヤバイ! 」で更に暴落するでしょうに。何というか、独裁国家の悪しき思考回路「命令すれば何とかなる」でやらかしたんでしょうけど。更なる暴落を煽る結果にしかならず、誰の責任だとなって更に混迷が深まるでしょうね。
almanos
2015/06/27 10:53
相場は上下するのは当たり前なので、問題は支那株を売って得た支那元を何に使うのか?と言う所でしょうか。株が下がりきり、そこで又支那株を買うのか?それとも不動産を作るのか?、、、支那国内で運用する事が困難ならAIIBの資金にすべく支那政府が個人向けAIIBファンド債券を発売しそっくりそのままどこぞの開発資金にするのか?それとも支那より安全な運用ができるかもしれない日本や米国の不動産とか株とか、、、いずれにしても支那元の価値が下がり米ドルや円の価値は上がる方向かもしれません。

それで、元とドルのレートの縛りがある限り元が売られてドルが買われるとそれをレートの縛りを維持する為に支那政府は元を買い支える事になり、気がつけば元が支那政府の手元に大量に集まる。最後には支那政府の外貨準備米ドルが底をつき、結局元は下がり続ける事になる。そうなる前に支那富裕層は支那国内の資金を外国へ持ちだしているでしょうから、再び支那富裕層が支那へ戻りさらに格差が広がる。そして又支那株を買い始めて、、、無限につずきそうですね。終わりは支那元が紙くずになる様な出来事で循環が止まる事で、支那共産党が崩壊するとか、通貨のデノミとかでしょうか。
白なまず
2015/06/27 12:37

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