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help RSS 電子書籍についての雑考 後編

<<   作成日時 : 2010/02/01 10:00   >>

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はっきり行って、出版社にとってのマンガ雑誌は、作品のカタログ、広告的な役割しか持っていない。

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そんな状況で、電子書籍がこの雑誌業界に参入してくるとどうなるか。

まずは、紙の雑誌がどんどん休刊・又は廃刊になって、その代わり、電子媒体での販売が主流になってくるものと思われる。

電子媒体であれば、紙媒体での雑誌のように、印刷して、製本して、各店舗に配達して、といった一連のコスト、とりわけ配本のコストが殆ど発生しない。ネット上の電子データとやり取りだけで、各店舗に支給できてしまうから。

だから、わざわざ赤字にしてまで雑誌を出すのではなくて、出版社と各本屋をネットで直結して、雑誌のデータと都度ダウンロードして販売する形式に移行していく可能性がある。

勿論、中には紙で読みたいという人もいるだろうから、そんな人向けには、プリントサービスも提供するとかいう具合に個人のニーズに合わせた販売形態に以降していくような気さえしている。

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また、Pararaの様に、特定の記事だけでも買えるような形式が一般化してくると、コンビニでの販売は元より、そこら辺の自動販売機で、缶ジュースでも買うように「缶記事」が買えるようになるかもしれない。

たとえ、ダウンロードできなくても、100円入れてボタンを入れたら、ガシャポンみたいな容器が出てきて、中に雑誌の電子データを入れたメモリチップが入っているとか。

この電子書籍の自動販売機化に関しては、「日本海総合研究所(仮)」さんのブログで既に取り上げられているので、少し引用させていただく。

Amazonのキンドルとか、日本では難しいみたいですが。

 ちょっと思ったのは、ああいう電子書籍だと、自動販売機で本(データ)を販売できるんじゃないか?とか。

 インターネットではなかなか消費者はお金を払いませんが、自動販売機では結構、気安く100円使ったりするんですよね。

 スーパーなんかでは、88円で売ってる缶コーヒーとかでも、めんどくさいから120円出して買っちゃうんです。

 うまくいくと、パソコンもケータイも持ってないけど、電子書籍持ってる人なら新聞とか雑誌の広告見て、自販機で本を買う、っていうシステムが出来るかも。



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「日本海総合研究所(仮)」さんの記事は、日本だと、ネットではお金を払わないけれど、自販機では気軽に金を使う、というのに着目している点が秀逸だと思う。

たしかに、日本人は、ネット課金そのものをあまり好んでいないところがあるから、売るなら、この自販機方式のほうが向いているのかもしれない。

DL用電子端末と、プリントサービス用のプリンタ、立ち読み用の画面だけがあって、紙の本が並んでいない本屋が未来の姿だとすると、本好きにとっては、寂しい限りなのだけれど、時代の流れなのかもしれない。

まぁ、それでも、将来、有機ELペーパーなんかが開発されて、内容そのものはDLするけれど、ページをめくれるタイプの本が出てきてくれないか、と期待はしているのだけれど。

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画像紙より薄い有機ELディスプレイ 掲載日時:2008.10.28 10:00

有機ELディスプレイの進化は止まりません。

Universal Display Corporationが製作したこのフレキシブルディスプレイの驚異の薄さをご覧ください。厚さなんと50マイクロメートル(0.05mm)以下。わかりやすくいうと、A4の紙より薄いってことです。また製品の寿命も、既存のものに比べてはるかに長くなっているそうです。

「不浸透性かつ柔軟性のある新素材を障壁層として使った」ことにより、有機ELディスプレイを酸素や水による劣化から守っているのだと、研究者たちは言っています。柔軟性があってものすごく薄くて寿命も長い? いいことづくめではないでしょうか?

小説『ダイヤモンド・エイジ』の世界に2歩くらい近づいた気がします。

URL:http://www.gizmodo.jp/2008/10/post_4527.html



画像『有機EL』 ゆうきいーえる organic electroluminescence

映写機で白い紙に映像を写す。白い紙はまるめて持ち歩くことができる。これに映写機がなかったら理想的です。この紙のようなディスプレイが実現しようとしています。有機ELディスプレイと呼ばれ、今後主流になることでしょう。EL(エレクトロルミネッセンス:electroluminescence)は蛍光体に電圧を加えたとき発光する現象で、熱をほとんど出さずに電気を光に変えます。発光体に有機化合物を使うものが有機ELです。

 利点は、

  1、材料を結晶化する必要がないので製造が容易

  2、薄膜状態で使用するため非常に薄くできる。

  3、基板上に異なる材料を形成して高解像度の表示が可能。

  4、安価なガラスや曲げることのできるプラスチック、金属などが基板として使える。

  ディスプレイのほかにも照明器具、電子ペーパとしての利用も考えられています。現在は100社以上の企業が開発研究を行っていて、小型のディスプレイが主流となっているようです。

URL:http://www.chem-station.com/study/yogo/org-el.htm

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
アイデアは面白いんだけど、、、有機ELを使い捨ての大量消費材にしてしまうと、使用されている原材料の安全性(人体、環境破壊)、希少金属、希土類の大量消費と現実問題は厳しそうです。
参照URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%A9%9FEL
mor*y*ma_*atu
2010/02/01 13:31
mor*y*ma_*atuさん。いつもコメントありがとうございます。

>有機ELを使い捨ての大量消費材にしてしまうと、使用されている・・・

そうですね。ちょっと説明不足でした。

イメージとしては、有機EL製のベースとなる本があって、そこにDLなりメモリチップを差し込むことで、それぞれ別の本が読めるものです。

なので、そう簡単に捨てるというイメージはなかったのですけれども、よくよく考えて見れば、有機ELの寿命が1000時間程度では、簡単にゴミ箱行きですね。最低でも10年くらいは持ってくれないと・・・

ただ、本は「めくれる」というのも大きな要素かな、と思ったりしています。読んでいる途中で、数十ページ以上戻って読むときなんか、「めくれる」と大体この辺にあった、というのが利きますから。
日比野
2010/02/01 22:44
私も電子ブックには大きな期待を寄せていますが、価格設定が重要であると思います。個人的には、紙の本の1/3以下の価格でないと手を出す気になれません。製本、流通のコストがかからないので、それでも採算がとれそうな気がしますが、いまのパソコン用電子書籍の値段は、読める期間が比較的短い上に価格が1/2以上なので買う気になれないのです。
千晶のパパ
2010/02/02 08:23
こんばんは。千晶のパパ様。

なるほど、価格設定ですか。1/3以下だと100円から300円くらいまでといったところでしょうか。ほんとに「ガシャポン」並みでないと駄目だということですね。

日比野
2010/02/05 03:18

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