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help リーダーに追加 RSS 世界がエレボス(闇)に沈むとき(新世界秩序について考える その6)

<<   作成日時 : 2008/07/04 10:00   >>

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サブプライム問題が世界を席巻している。金融市場から逃げ出した資金が、行き場を無くして穀物・原油といった先物市場に流れ込み、適正水準を遥かに超えた高騰をもたらしているという。

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市場原理に任せれば行き過ぎた価格はやがて訂正されてゆくものだけれど、問題なのはその行き過ぎた価格の対象商品が穀物や原油といった、人々の生活になくてはならないものであること。

あまりにも高くなった商品は安くなるまで、買わずに我慢すればいいのだけれど、生活必需品だからそうもいかない。

お金持ちはまだ買えるからいいのだけれど、貧乏人はそうもいかない。生きるためには暴力に訴えることだってある。アフリカでは物価高騰を理由とした暴動も起こっている

穀物輸出国は自国民向けの食糧を確保するために輸出規制をかけたり、停止したりするところも出てきている。食料を輸入に頼っている国は、お金を積まないと輸入もできないし、幾らつんでも手に入らないことだってある。

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資本主義的経済活動、市場原理主義のグローバル化はお金だけでなくて労働力をもグローバル化した。徹底的な合理化とあくなき利潤追求。当然競争社会だから、勝つものと負けるものが出てくるのだけれど、一度の勝ちや負けで全てが決まってしまう社会、一度負けたら二度と這い上がれない世界になることだけは避けるべき。

生活必需品が高騰してしまうと、持たざる者は日々の生活に精一杯になる。その日その日をどう生きるかの毎日。勝者となるためのスキルの獲得はおろか、チャンスにめぐり合う機会さえも奪ってしまうことになりかねない。

今の生活が維持できなくなってきたとき、食べるものが無くなったとき、取れる選択肢は二つだけ。飢えて死ぬか他から奪うか。究極の選択。

もちろん、最初の段階では、持てる者が持たざる者に分け与えるという選択、最も平和的な第3の選択もあることはあるけれど、自分が飢えてまで分け与えられる人は殆どいない。そんな人がいたとしても、やがてその人が飢えていなくなってしまえば、やっぱり、飢えるか奪うかの二者択一になっていく。

今のような食糧・原油の異常な高騰をこのまま放っておけば、やがて取り返しがつかなくなる。奪い合いの世界、畜生道の世界があちこちに現出することになる。

世界が闇に沈む前に光を見つけておかないといけない。

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