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こうした流れの中で日本を見てゆくと、今、求められるているのは、日本としての資源獲得と経済グローバル化への対応。世界の中で着実に日本のポジションを定めて、身の安全と安定化を図ること。 つまり、冷戦後の世界において、日本国総理として求められる使命を考えると大きくは、 1.国家安全保障 2.資源分野での安全保障 3.経済のグローバル化に対する国家としての対応 の3つに集約されるのではないかと思う。 1.の国家安全保障については、どの時代でも問われるもの。これまでは日米安保を軸に安全保障を確保してきたけれど、未来永劫このままであり続けられる保障はない。 2.の資源分野での安全保障は、石油その他を始めとするエネルギー確保と食料自給の問題。 3.の経済のグローバル化に対する国内改革については、世界からの資本と労働力の自由化圧力に対して、どう対応してゆくかといった問題。 小泉元総理は3.を主に行い、安倍前総理は1.を中心に進めた。残るは2.の資源分野の安全保障だけど、この部分についてどうやら福田現総理が担当しているように思える。 現時点での福田総理の実績を上げてみると、 ・インド洋給油新法 ・日ロ共同油田開発締結 ・東シナ海ガス田共同開発 ・日中戦略的互恵関係の共同声明(安倍前総理からの引継ぎ事項) ・道路特定財源の一般財源化 ・国家公務員制度改革基本法案 検討されているもの ・移民受入れ構想 一見して、油関連の実績が目立つ。さすが丸善石油に勤めた経験があるだけのことはある。まるでエネルギー安保のために総理をやっているかのよう。 東シナ海ガス田共同開発などは、纏めるのがいいかどうかは別として、安倍政権ではおそらく纏まらなかっただろうと予想するに難くない。 大局としてみると、福田政権は、2.の資源分野での安全保障を担うという使命があって、これまで、エネルギー確保についての仕事を中心に進めていた。残るは食料安保の問題。 洞爺湖サミットでは食糧問題を主要議題として取り上げることになったそうだけれど、これらの目処がついてようやく、ようやく小泉−安倍−福田と3代をかけた日本のグローバル化対応が完了する。 ただし、先般中国との間で結ばれた、東シナガス田共同開発の合意内容を精査してゆくかぎり、国益に資する余地は少なそうだ。ハナから東シナガス田はアテにしていないのかとの疑念が沸いてくる。 いずれにせよ、こうした資源獲得競争を含む経済グローバル化とその一元管理を新世界秩序と呼ぶのであれば、日本もその中に大きく組み込まれていることになるのかもしれない。 |
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途転の力学 2008/07/04 22:37 |
中国の「ハンセン病患者入国禁止」批判トーン低下の不思議
● 古くは「らい病」と総称され(厳密には違う)、不治の病などと誤解されていたハンセン病だが、現代では治療法も確立されており、この病気に対して未だに偏見を持つ人間なぞ存在しないのではなかろうか。もしいたとしたら、それは無知蒙昧な馬鹿者である。 ところが堂々と 「ハンセン病患者の入国禁止」 を打ち出したのが、北京五輪組織委員会。彼らが政府方針とは別の判断をすることは無いから、当然中国政府の意向という事になる。 「ハンセン病入国禁止」に怒り 北京五輪委指針に日本財団会長ら ( http://www.i... ...続きを見る |
賭人の独り言 2008/07/05 00:43 |
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