|
「王以民為天、民以食為天」 「漢書」にある文言。王は民を以って天と為し、民は食を以って天と為すという記述から見られるように、中国の為政者にとって「国民を飢えさせることなく、食べさせること」は古来からの最重要課題だった。 それほど中国人にとって食べるということは重要なことらしい。先の被災地での福島記者の取材でも、食に対する貪欲さ、逞しさを伝えている。 ここで気になるのは、核による汚染。最近になって一部報道機関や様々なブログなどでも指摘されているように、震源地近くの綿陽市には、人民開放軍の各施設が集中していて、今回の大地震で相当な被害を受けているのではないかという観測が出ている。 ※核汚染についての詳細は「米流時評」殿で特集しておられるので参照されたい。 北京在住の中国人作家・周勍氏は中国食品汚染問題をまとめた『民以何食為天』を著し、ドイツ・ユリシーズ国際報告文学賞を受賞したそうだけれど、核による汚染はもっと深刻。食品どころか人も住めないことになりかねない。 今回の地震によって土砂によって堰きとめられた天然湖が多数出来ており、いくつかは決壊の危険があるといわれてる。 特に綿陽市北川県の唐家山地区に中国で最も重要な核研究施設および空軍施設が集中していて、せき止め決壊による水没範囲に多数の施設が含まれるという。 もし決壊によって核施設が水没するようなことがあれば、その被害は計り知れない。放射能を含んだ汚染水が長江に流れ込み、周辺の土壌を汚染する。一挙に食糧生産はもとより、飲料水にも事欠くことになる。人が住めなくなる。 一斉に難民が四方八方に逃げ出し、周辺国になだれ込む。最悪の事態、チャイナクライシス。 これから梅雨の時期。決壊の危険はますます高まるばかり。一部のせき止め湖では決壊したようだ。 先日、日本からの自衛隊機派遣が取りやめになったけれど、もはや他国の軍隊だろうが何だろうが受け入れて、他国のアドバイスを仰ぎ、全力で核汚染を防ぐべき。 事態は全地球的問題になりつつある。それに比べれば共産党政権の行く末など取るに足らぬこと。 人民を食わせられなくなったとき、天命は下るのだろうから。 |
| << 前記事(2008/06/18) | トップへ | 後記事(2008/06/20)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
「制御」できないもの(五輪開催に向けて仕掛けられた中国包囲網:【最終回】)
チベット蜂起に端を発した「自由を求めるムーブメント」は、 ウイグルの蜂起も促し、「おいしい思いをしていない層」の 全国的な結集にまで広がることが期待された。 しかし、その期待は辛くも崩れ去りそうになっていた。 長年に渡る「愛国教育」の成果が、「民族」の壁を越えようとする 「ムーブメント」の行く手を阻む存在として大きく立ちはだかったのだ。 (続・多極化時代のパワーバランスを読む:その18です) ...続きを見る |
途転の力学 2008/06/22 09:54 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
日比野さん、 |
丸幸亭 2008/06/20 01:41 |
| << 前記事(2008/06/18) | トップへ | 後記事(2008/06/20)>> |