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help リーダーに追加 RSS 各レイヤーの接続問題(縁起のレイヤーが結ぶ世界 その8)

<<   作成日時 : 2008/01/24 10:00   >>

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縁起のレイヤーでは、個人個人の繋がりは一本一本の糸を編んでいくことになるのだけれど、国同士でレイヤーを接続することになると少し事情が異なる。

接続方式は、糸同士の接続ではなくて布単位での繋ぎになる。もちろん具体的な接続面ひとつひとつは糸なのだけど、総体として国家という縁起の繊維を見た場合、その糸の種類も違えば、太さも異なる。もちろん比喩的な表現での話。

例として、2国間で縁起レイヤーを接続してみることを考えてみる。

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通常国家間での縁起の接続となると、接続対象のレイヤーは、通常上位レイヤーで行われるもの。経済協力であったり、開発支援、文化交流とかいろいろあるけれど、少なくとも窓口は国。

だから、まず相手国の上位レイヤーが十分に機能しているかどうかがポイントになる。

天道・人間道の国同士だと上位・下位レイヤーとも十分に活性化しているから上位レイヤー同時の相互接続は特に問題ない。

だけど、一方が天道・人間道の国で、他方が修羅・畜生道の国だと少し事情が異なってくる。

修羅・畜生道の国での上位レイヤーは、その国の少数の特権階級が握ってる。だからその国の上位レイヤーは、その特権階級に都合の良いような状態であることが多い。必ずしも、天道・人間道の国で通用しているグローバルルールが通用するとは限らない。

当然、どちらかが譲るか、お互いに調整しないといけないのだけれど、グローバルルールを握って、市場をがっちり押さえている方が強いのは世の常。

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そんなグローバルルールを適用しているのは大抵は先進国、天道・人間道の国。だから結局は、天道・人間道の国から、修羅・畜生道の国へなんとかしろという圧力となって現れることが多くなる。

電化製品で通信規格がそれぞれ違うもの同士があったとしても、結局大多数を握ったグローバル標準規格に押されて、それに合わせるようになってしまうのと同じ。大市場と接続しないと儲けることができなくなるから。

さらに、天道・人間道の国と餓鬼・地獄道の国の接続となるともっと大変。まず、餓鬼・地獄道の国の上位レイヤーはほとんど機能していない。国が国としての機能を果たしていないのだから、接続先すらない。

だから、この場合は上位レイヤー同士での接続は殆どできなくて、下位レイヤー同士での接続に頼ることになる。個別の人脈による人的交流やODAを中心とした地域共同体レベルでの草の根活動がその主体となる。少なくとも、相手国が修羅・畜生道の段階にまでこないと国レベルでの本格的な相互接続は難しい。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
日比野さん、
こんにちは。この意味でEUは比較的容易な共同体が形成できるわけですね。とくに独仏のように歴史をさかのぼると一つの国になってしまうような場合は、より容易というわけです。

この視点からしても、シナと日本との、いわゆる「東アジア共同体」形成なるものが、いかに荒唐無稽な無理無体な実現不可能な絵空事であるかがわかるというものです。
マルコおいちゃん
2008/01/23 19:27
こんばんは、マルコおいちゃんさん。

シナは過去をさかのぼっても縦糸が日本と交わっている部分もなく、横糸も緩いままです。それ以前に日本のような上位レイヤーはありませんから、接続は非常に困難だと思います。日本、あるいは世界も今は、経済レイヤーでシナと繋ごう、繋ごうとして、シナの半ば言いなりになっています。なぜかというと、商取引ルールなどのグローバルルールは日本を含む先進国が握っているものの、シナはその人口という数を頼りとした市場を見せつけて、逆圧力をかけているからです。売りたい一心の先進国側はそれに翻弄され、妥協を重ねています。
日比野
2008/01/23 23:33
>つづきです。

もし、「東アジア共同体」なるものを作りたいのであれば、経済レイヤーで行うのは止めて、中国からの逆圧力がかからないレイヤーのみで行うべきだと思います。たとえば、半ば冗談ですが、「東アジア《マンガ》共同体」であるとか。

日本のマンガ・アニメ文化は世界を席巻しています。はっきりいって中国など問題ではありません。その質と内容によって世界を魅了しているのですから、中国が何十億人と束になってかかってきたところで相手にならないのです。
それは、中国のいまの体制では価値を生める社会ではないからです。
日本からはマンガ文化出す一方で十分、中国がマネやパクリをいくらしたところで永遠に追いつくことはない。日本のマンガ・アニメには日本文化が詰まっていますから、日本のマンガに触れれば触れるほど、シナ人民自身が、シナと日本の差を痛感し、文化的に日本に追いつきたいと願っても一向に追いつけない現実を知るにつけ、自国の矛盾に気づく。これがまたシナの民主化への原動力のひとつにはなるのではないかと愚考します。
日比野
2008/01/23 23:33
>シナ人民自身が、シナと日本の差を痛感し、文化的に日本に追いつきたいと願っても一向に追いつけない現実を知るにつけ、自国の矛盾に気づく

日本に追いつきたい、これは日清戦争以来のことでせうが、追いつけないゲンジツを前に、彼らは得意の自己欺瞞という安きについて反省する事がありませんでした。たぶんこれからもないでせう。

それもシナにおける「中国病」の一症状でせうから、結局はその病をいかに治癒するかという問題が民主化を含む全ての始まりであり、またゴールであるのではないでせうか?
マルコおいちゃん
2008/01/24 00:33
>それもシナにおける「中国病」の一症状でせうから、結局はその病をいかに治癒するかという問題が民主化を含む全ての始まりであり、またゴールであるのではないでせうか?

まさにそこなのだと思います。ある意味、自分より進んだ文明に追いつきたくても追いつけない現実に対する嘆きに類するものは、どの時代、どの地域にもありましょう。シナ以外では、中東・アラブ圏もそういう嘆きがある/あったと思うのです。中世までは完全にヨーロッパを圧倒していたイスラム文明は、いまはアングロサクソン文明に完全に水をあけられました。

イスラム教が世界中で信者を増やしているといいますが、主にアフリカとアメリカの黒人社会での信者獲得が顕著と聞きます。ラマダンやメッカへの巡礼にみられるような、貴賎関係なしのある種の平等主義的なところが受け入れられているのかもしれません。

日比野
2008/01/24 02:04
>つづきです

しかし、仮に世界の地獄餓鬼や畜生修羅といった国々が人間・天の段階に進んだとき、イスラム教がどこまでの力を持ち得るかについてはまだ分かりません。現代資本主義が絶対とはいいませんが、現代、そして未来社会を見据えたとき、自国の文明がそれについていけなくなったとしても、それを克服するのは最終的にその国自身の力です。

日本はその点、宗教的束縛が少ない社会であったこともあり、柔軟に対応することができましたし、これからも対応できると考えています。

要は国民が母国を良くしたいと願い、そうしてゆく行動ができうるか否かがカギであり、他国はただその手助けをするにすぎません。

シナは上位レイヤーと下位レイヤーの乖離が激しく、政府がいくら日本に追いつきたいと願ったところで、人民自身が個人の向上が国全体の向上に繋がる意識にならないと難しいと思います。
結局は縁起の糸をどれだけ多くのレイヤーで張り巡らせ、かつデータを少ない損失で伝送できるかに依るのだと思います。
日比野
2008/01/24 02:04

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